ラフマニノフの「楽興の時」Op.16-5 、難しいところの部分練習をしながら、いつの間にか通し練習が中心になっている。なんか、順調すぎてヘンな感じだ。
前回もつぶやいてしまったが、知らないうちに上達しているのかも…(^^;)♪
うまくいっている一つの理由は、左手の伴奏がある程度慣れてきたことだと思う。まだ、ちょっと音が大きすぎるが、小さくすると音が抜けてしまうことがあるので…。
もう一つは、下記楽譜の難所も何とかなってきたこと。1・2指を押さえたままで、届くギリギリのところで3・4・5の指での3度の連続、という難所である。
まだかなり力んでしまっていて、「ラクに弾く」にはほど遠いが、少なくとも「途中で2の指を離す」という裏ワザを使わずにすみそうだ。
もちろん、まだまだ課題山積ではある。
少し調子に乗ってテンポを上げて弾いてみたが、息切れしてしまう。久しぶりに、手や指に「乳酸がたまる感じ」がしたので、力が入っているのだと思う。
ラフマニノフの特徴の一つが「フレーズの息が長い」ということが何かに書いてあったが、その息の長いフレーズをうまく弾けていない(フレーズ感がない)ことも原因かもしれない。
課題にあげていたアルペジオ( ⦚ の記号)自体は、ある程度弾けるようになってきたが、入れるタイミングはかなり苦し紛れという感じだ。
もう一つの課題「連続する3度」はほとんど苦にならなくなってきた。《ピアノ3度の練習・指の体操》で考えた練習方法の効果だと信じているが…。
ここまで割と順調にきているので、あと数日で終わりにするか、もう少しレベルアップすることにチャレンジしてみるか、ちょっと悩んでいる。もう少し頑張るとすると…、
・難所や課題部分の成功確率?を上げること
・左右のバランス(左手を小さく)
・息切れしないようにもう少し「ラクに弾く」こと
・フレーズに山谷をつけて歌うこと(全体の強弱も)
・ rit. などのアゴーギク
…といったあたりだが、私にとって難易度は高い。
せっかくここまで?来たので、ずっと棚上げにしている「止まらずに弾くこと」にも、久しぶりにチャレンジしてみるか、という気もする。
人前で弾くわけではなし、自己満足できるレベルで弾ければ、途中止まってもいいや…、というのが最近のポリシー?であったので…(^^;)。
このままでいいとは思っていないのだが、どうすれば止まらずに弾けるようになるか分からないので、「棚上げ」にしてきたという次第…。
まぁ、楽しむことが第一義なので、とりあえず楽しく頑張れる範囲で行けるところまでやってみることにしよう ♪
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