ラフマニノフの「楽興の時」Op.16-5 、思ったより順調に進んでいる。何よりも嬉しいのは、練習していて感じる手応えが、今まで自分にあったレベルの曲を弾いているときとあまり変わらないことである。もしかして、知らないうちに上達しているのかも…(^^;)♪
段階としては、暗譜をほぼ完了して、部分練習に重点を移していくところ。
《2016年 My Piano Life の目標 ♪》の一つが「1. ピアノの腕を上げる / 1-1. 難易度アップ:15→17」なのだが、この曲の難易度が、まさに目標とした「17」なので、ちょっといい気分になっている… ♪
意外に効果があるような気がしているのが、ブラームスの間奏曲のときに始めた「きれいな音を出すことを意識しながら弾く」ことである。
今回、振り返ってみると、譜読みの段階から、出したい音をイメージしながら指使いや手の形を考えていた。「きれいな音を出すことを意識」することを無意識のうちに?やっていたわけだ。
とはいえ、やはり3ページ目全体を「難所」認定せざるをえない、という状況にはある。とくに、この楽譜(↓)の2小節前からの箇所はかなりしんどい。
1・2指を押さえたままで、届くギリギリのところで3・4・5の指での3度の連続である。どうしても無理そうな場合は、途中で2の指を離す(ペダル使って)という裏ワザ?もありそうだが…(^^;)。
この難所克服以外にも、いくつかの課題がある。
一つは、じゃら〜んと弾くアルペジオ( ⦚ の記号)。これをタイミングよく、かっこよく入れること。たぶん一番難しい課題。
もう一つが「連続する3度」。これは《ピアノ3度の練習・指の体操》で考えた練習方法を継続しているところだ。心なしか、いくぶん弾きやすくなってきたような気もする。
あとは、左右のバランス、というか左手伴奏をもう少し小さい音で弾けるようにすること。あと一歩という気もしないではないが…。
そして、全体的には、もう一段「ラクに弾ける」ことを目指したい。そうしないと、テンポを上げることが難しいと思う。
具体的に課題をあげていくと、克服すべきことはたくさんあるが、それも「練習しがい」があるということで…、楽しみながらゴールを目指したいと思う。
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