2016年8月3日水曜日

ピアノ3度の練習・指の体操

いま練習中のラフマニノフ「楽興の時」からの1曲、Op.16-5、この曲での一つの課題(苦手パターン)になるのが「3度」である。楽譜で言えば下記のような箇所の右手。




で、その克服方法を調べてみたのだが、基礎訓練をちゃんとやる方法はいくつもあるのだが、大人が手短に?弾けるようになるようなコツはなかなか見つからない…(^^;)。

なので、例によって(→《お薦め♪風呂での練習》)指の体操を試行錯誤しながら考えてみた。

が、その前に、まっとうな練習も少しはやってみようかと思っているので、そのあたりから書いてみることにする。


3度和音の基礎練習

"Piano lesson hint" の「3度の和音練習」というページにある練習方法を、気が向いたら?やってみようと思っている。

このところ気に入っている「対称練習法」にもなっているので、左手の強化にもなりそうだ。

このページには、親切に楽譜のPDF(へのリンク)がいくつか掲載されている。


曲の中でスタッカートで練習

これは曲の中で、部分練習をするときのやり方の一つ。よくある方法だが、レガートで弾くべきところをスタッカートで練習するというもの。

いくつか見つけた方法の中で、一番使えそうな方法なので、試してみることにした。

もちろん、ゆっくりレガートで弾いて、一番ラクにひける手・指の形を探すことなども並行してやるつもりだ。


3度和音を弾くための指の体操

で、いよいよお風呂での指の体操である。

普通に、[13]→[24]→[35]→[24]→[13] などの練習もするのだが、それに加えて次のようなパターンを考案した。

下の絵で、4の指は床(お風呂の底)に軽く置く。この状態で、最終的には3と5の指を同時に打鍵できるようにしたい。



…のだが、これがなかなかスムースに動かない。ので、準備運動として次のような体操を行うことにした。

①3のみ打鍵繰り返し
②5のみ打鍵繰り返し
③3を2回→5を2回(3355)打鍵繰り返し
④3→5の打鍵繰り返し
⑤3と5の同時打鍵繰り返し


これを連続して行う。要は、動きやすい動きから目的とする3・5同時打鍵まで続けてやることで、目的の⑤もよりスムースに動くようになるのではないか…?、という仮説である。

始めたばかりなので、①から⑤へ向かってだんだん遅くなってしまうのだが、それを遅くならずに打鍵できるようにすることが目標である。

上の例は、3・5の練習だが、3の指を床につけて2・4の体操も行っている。こちらは比較的速いテンポでもなんとかなる。


基礎練習も少しはやって、曲の中で部分練習をして、風呂に入っているときは指の体操をして…、これでなんとか弾けるようになればと願っている。あとは祈るだけ…(^^;)/。



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