《フランスのピアノ曲:ケフェレックさんのレパートリーから》
■ フェルーのプロフィール
Wikipediaより引用。
ピエール=オクターヴ・フェルー(Pierre-Octave Ferroud, 1900年1月6日 リヨン - 1936年9月17日 デブレツェン)はフランスの作曲家。地元でフローラン・シュミットに作曲を師事。ストラスブールに過ごした後、1923年よりパリに出て、室内アンサンブル「トリトン」を旗揚げした。また音楽評論家としても「パリ=ソワール」紙上で定期的に健筆を振るった。交通事故のためにハンガリーに客死。
■ フェルーの主な曲とYouTube音源
試聴した曲と第一印象(○:好き、△:普通、×:好みじゃない)。
YouTubeで見つけたのは、たまたまマリー=カトリーヌ・ジローさんの演奏。ラ・フォル・ジュルネでのマスター・クラスの先生。(参考→《マスター・クラスのスケジュール発表!(ラ・フォル・ジュルネ)》)
●前奏曲とフォルラーヌ / Prélude et Forlane [1922年]
好みではない。
●寓話集 / Fables [1931年]
タイトルからはメトネルの「おとぎ話」を連想したのだが、期待はずれ。
●タイプ / Types [1922 and 1924年]
面白いのだが、いま一つ? やや現代の実験音楽のにおいがする。
●モンソー公園で / Au parc Monceau [1921年]
聴いた中では、一番よかった。とくに最初の曲。
●3つのエチュード / Trois Étude [1918, 1922, 1923年]
2番目の曲は軽やかで好ましい。他の2曲はまずまず。
■ 感想、お気に入り度
聴いた範囲では、あまり好みの作曲家ではない。ちょっと現代音楽の香りがするところは面白いが、結局そこで表現されるものは、私の好みとは少し違っている。それにしても、36歳という若さでの事故死が惜しまれる。
ということで、とりあえずお気に入りにはなりそうもない。
【関連記事】
《フランスのピアノ曲:ケフェレックさんのレパートリーから》
0 件のコメント:
コメントを投稿