■ レイナルド・アーンのプロフィール(Wikipediaより)
レイナルド・アーン(Reynaldo Hahn, 1875年8月9日 - 1947年1月27日)は、ベネズエラに生まれ、フランスで活躍した作曲家。
1885年、パリ音楽院に入学、マスネやサン=サーンスに師事。1887年今日最も有名な「私の詩に翼があったなら」を作曲。フランスでは現在もフォーレと共に愛唱される彼の歌曲は、ほとんどが20歳以前の作品である。アーン少年はサロンにて師匠マスネやフォーレ、シューベルトの歌曲をピアノで弾き歌いをした。
1894年の時3歳年長のマルセル・プルーストと出会い、以後交友関係は生涯続いた。マスネに生涯に渡る庇護を受けた彼は、後年オペラ指揮者としても活躍した。1912年、フランスに帰化。1945年にパリのオペラ座の監督に就任。
■ レイナルド・アーンの主な曲とYouTube音源
試聴した曲と第一印象(○:好き、△:普通、×:好みじゃない)。
●ワルツ 第1番 / Premières Valses [出版:1898年]
10曲の小曲からなる。どの曲も軽やかで楽しげである。
●ソナチネ ハ長調 / Sonatine en ut majeur [1907年]
♪ Reynaldo Hahn: Sonatine en Ut Majeur (1907) ○
それほど特徴のある曲ではないが、好感のもてる曲。佳作だと思う。
●当惑したナイチンゲール / Le Rossignol éperdu [1902-10年] から37番
美しい曲である。「当惑したナイチンゲール」は調べてみると、53曲からなる曲集。ケフェレックさんのプログラムには、その中の「長椅子の夢見る人」という曲が入っていた。探せば、いい曲があるのかも知れない。
●3つの前奏曲から(4手)
ピティナの事典にはなかったので、編曲版かもしれない。これは3曲目。1、2曲目の音源もあったが、この曲が一番気に入った。
●ピアノ協奏曲 / Concerto pour piano et orchestre [1931年]
●(参考:歌)「私の詩に翼があったなら」
もっとも有名ということで、ピアノ曲ではないが一応聴いてみた。美しい曲であるが、残念ながら聴いた記憶はない。
■ 感想、お気に入り度
歌曲が得意分野なのかピアノ曲はそれほどはないが、佳作が多いと感じた。ワルツの小曲とソナチネは聴いていて弾けそうな気もしたので、楽譜を見てみようかと思っている。
作曲家としてはお気に入り候補。曲はもう少し聴き込んでみないと、どれが一番いいのかは判断できない。iPhoneに入れてしばらく聴いてみようと考えている。
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