で、座ったり横になったり、なんとか痛みをやり過ごしながらの日々である。姿勢を変える、場所を移動するのがひと苦労、時間がかかる。四つんばいになる、壁をつたって歩く…。
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そこでまず気になったのが、ピアノが練習できるかどうか、ということである。バッハのフーガを暗譜し始めているところなので、ここで休むと、たぶん「元の木阿弥」、忘れてしまいそうだ。弾かなくては!
という不安にも追い立てられて、何とかピアノの椅子まで這っていき、カミさんに座布団とクッションを置いてもらって、なんとかピアノの前に座った。
で、弾き始めてみると、意外となんでもない…。普通に弾けるし、とくに腰が痛いわけではない。でも、ちょっと待てよ…。ピアノを弾くときは姿勢が大事、その要(かなめ)は腰である。と、本に書いてあったような気がする。腰を安定させて、背筋を伸ばし、肩から先は自由に動くように脱力して…。
なにごともなく弾けるということは、逆にいうと、姿勢がちゃんとできてなかった、ということか?腰で全身を支える状態になっていなかったので、腰痛でもいつもどおりに弾けている?ちょっとクッションに寄りかかってはいるが…。
たしかに、極端な低音部や高音部がない、重い和音をフォルティッシモで弾く部分もない。指に無理がかかる箇所はあっても、身体を使うようなところはほとんどない。だからきっと大丈夫なんだ…。と、とりあえずは自分にそう言いきかせて納得(安心)することにした。
それにしても、ギックリ腰を乗り越えて、フーガを弾けるようになるだろうか?期限はあと10日…。
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