2024年9月12日木曜日

ピリスさん「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞、おめでとう!♪

今朝はとても嬉しいニュースを見つけた。

私のお気に入りピアニストの中でも「神クラス」の一人であるピリスさん、マリア・ジョアン・ピレシュ(Maria João Pires、ポルトガル、1944 - )さんが 高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)を受賞された…というニュース ♪

✏️第35回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者 発表 / 第27回若手芸術家奨励制度 発表


Photo: Shun Kambe


ピリス(ピレシュ)さんの演奏を初めて聴いたのは、私がピアノを練習し始めた 2013年。練習していたモーツァルトのピアノソナタ(K.545)のお手本を YouYube で探していたときで、そのときからのファンである ♪

全身全霊を傾けて真摯にピアノに向かう姿、そこから出てくる素晴らしいピアノの音、奏でられる音楽、すべてが素晴らしいと思う…(^^)。

《お気に入りピアニスト:Maria Joao Pires(ピリス)》


2018年にサントリーホールで聴いたベートーヴェンのソナタは本当に素晴らしかった。突然の引退宣言のあと、最後の来日になるかもしれない…というコンサートだった。


でも、そのあとも悠々自適というのか、本来の音楽家・演奏家の自然体での音楽活動を続けられていて、それが実に清々しくて、心から尊敬できるピアニストの一人になっている ♪

今、順番に聴いているモーツァルトのピアノ協奏曲でも何度も登場している。



ところで、この「高松宮殿下記念 世界文化賞」(Praemium Imperiale)については、このブログでもチラホラとは書いたことがある。

《ピアノに関する気になるニュース#4》(内田光子さん、「芸術のノーベル賞」=「高松宮殿下記念 世界文化賞」受賞)

…のだが、改めて公式サイトを見ると、こういう説明(↓)がある。

高松宮殿下記念世界文化賞は、日本美術協会が前総裁 高松宮殿下の『世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい』というご遺志を継ぎ、協会設立100年を記念して(1988年に)創設されました。

国際理解の礎となる文化芸術の発展に貢献した芸術家に感謝と敬意を捧げ、その業績を称えるもので、世界の芸術家を対象に毎年、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門の受賞者に感謝状、メダル、賞金1500万円をお贈りしています


✏️受賞者一覧/ 音楽部門 を見ると、作曲家や指揮者なども含めて、第1回のピエール・ブーレーズから始まって錚々たる名前が並んでいる。とりあえず、ピアニストの名前を取り出してみるとこんな感じ(↓)。

2022 クリスチャン・ツィメルマン
2015 内田光子
2010 マウリツィオ・ポリーニ
2009 アルフレート・ブレンデル
2007 ダニエル・バレンボイム
2005 マルタ・アルゲリッチ




ピリスさんにはこれからも元気に活躍してほしいと願っている。「世界文化賞」受賞をきっかけにもう一度日本に来てくれると嬉しいのだが…(^^)♪



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