2024年7月16日火曜日

ピアノの練習:次の選曲で苦戦中、モーツァルトのピアノソナタの緩徐楽章かな?

次に練習するピアノ曲選びでやや苦戦している。

今、モーツァルトのピアノ協奏曲を聴いていて、そのあとピアノソナタを聴く予定なので、モーツァルトのソナタの楽章を一つ選ぼうかと考えていたのだが、なかなか決まらない。




モーツァルトの前に鍵盤作品をすべて聴いたバッハ(《J.S.Bach の鍵盤音楽》)とか、久しぶりにベートーヴェン(のソナタ)という手もあるのだが…。

今はロマン派とか近現代の気分でないことは確かなようだ。


モーツァルトのピアノソナタをざっと試し弾きをして、選んだ候補は下記。( )の中の数字はソナタ全体の「28段階難易度」(なので楽章の難易度にはならない)。

速いテンポは苦手なので、どうしても緩徐楽章が中心になってしまう…(^^;)。

  • 第1番 K.279 Andante(17)
  • 第2番 K.280 Adagio(16)
  • 第3番 K.281 Andante amoroso(18)
  • 第14番 K.457 Adagio(20)
  • 第17番 K.570 Adagio(17)

この中で「第17番 K.570 Adagio」は 2017年に練習しているので今回は除外。あと「第14番 K.457」の第3楽章 Assai Allegro も候補に挙げたのだが、プロの演奏を聴いて、こんなに速くは弾けないので断念…(^^;)。


ちなみに、全音の「モーツァルトソナタアルバム (1)」に載っていた "K.S.627" という曲の第1楽章も候補にしていたのだが、これは現在では「偽作」とみなされているようなのでこれも除外。

この第1楽章はヴァイオリンソナタ K.547の第2楽章を編曲したもの、第2楽章は K.545 の第3楽章を移調したもの(ハ長調→ヘ長調)になっている。番号も "K.547a" とされている。


とりあえず、プロの演奏を聴いたり、試し弾きで感触を確かめたりしているが、もう少し時間がかかるかも知れない。

それにしても、モーツァルトは楽譜で見ると弾けそうでも、実際に弾いてみるとなかなかうまく弾けないものが多い。私には合ってないのかな…(^^;)?


おまけ。ユンディ・リのモーツァルト。

モーツァルトのソナタを色々聴いているときに、ユンディ・リが演奏活動を再開して、その第1弾のアルバムがモーツァルトのソナタであることを知った。

💿モーツァルト : ソナタ・プロジェクト - ザルツブルク (第11番、第8番、幻想曲ハ短調、第14番)

YouTube の音源(↓)。

♪ Mozart: The Sonata Project: Salzburg:アルバム


元々それほど好みのピアニストではないが、この記事(↓)に "makeover"(変身)とか "refreshing and innovative" の言葉が並んでいたので、気になって聴いてみた。

✏️MOZART GETS A TOTAL YUNDI MAKEOVER(Slipped Disc)

"… In twelve and a half minutes, Yundi Li gives Mozart a total makeover. This is the most refreshing and innovative Mozart pianism I have heard in years…."

記事にある "twelve and a half minutes" というのは「幻想曲 K.475」のことだと思われるが、一言で言うと私の好みではなかった。

「ゆったりと重く」みたいなことを目指している、あるいはベートーヴェンのように弾こうとしているのかも知れないが、全体的に単調な印象で、音に乗るべき意味や情報があまり感じられず、結果として伝わってくるものが少ない。

まぁ、今後どんなピアニストになって行くのか?様子見かな…?



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