今、モーツァルトのピアノ協奏曲を聴いていて、そのあとピアノソナタを聴く予定なので、モーツァルトのソナタの楽章を一つ選ぼうかと考えていたのだが、なかなか決まらない。
モーツァルトの前に鍵盤作品をすべて聴いたバッハ(《J.S.Bach の鍵盤音楽》)とか、久しぶりにベートーヴェン(のソナタ)という手もあるのだが…。
今はロマン派とか近現代の気分でないことは確かなようだ。
モーツァルトのピアノソナタをざっと試し弾きをして、選んだ候補は下記。( )の中の数字はソナタ全体の「28段階難易度」(なので楽章の難易度にはならない)。
速いテンポは苦手なので、どうしても緩徐楽章が中心になってしまう…(^^;)。
- 第1番 K.279 Andante(17)
- 第2番 K.280 Adagio(16)
- 第3番 K.281 Andante amoroso(18)
- 第14番 K.457 Adagio(20)
- 第17番 K.570 Adagio(17)
この中で「第17番 K.570 Adagio」は 2017年に練習しているので今回は除外。あと「第14番 K.457」の第3楽章 Assai Allegro も候補に挙げたのだが、プロの演奏を聴いて、こんなに速くは弾けないので断念…(^^;)。
この第1楽章はヴァイオリンソナタ K.547の第2楽章を編曲したもの、第2楽章は K.545 の第3楽章を移調したもの(ハ長調→ヘ長調)になっている。番号も "K.547a" とされている。
とりあえず、プロの演奏を聴いたり、試し弾きで感触を確かめたりしているが、もう少し時間がかかるかも知れない。
それにしても、モーツァルトは楽譜で見ると弾けそうでも、実際に弾いてみるとなかなかうまく弾けないものが多い。私には合ってないのかな…(^^;)?
おまけ。ユンディ・リのモーツァルト。
モーツァルトのソナタを色々聴いているときに、ユンディ・リが演奏活動を再開して、その第1弾のアルバムがモーツァルトのソナタであることを知った。
YouTube の音源(↓)。
♪ Mozart: The Sonata Project: Salzburg:アルバム
元々それほど好みのピアニストではないが、この記事(↓)に "makeover"(変身)とか "refreshing and innovative" の言葉が並んでいたので、気になって聴いてみた。
✏️MOZART GETS A TOTAL YUNDI MAKEOVER(Slipped Disc)
"… In twelve and a half minutes, Yundi Li gives Mozart a total makeover. This is the most refreshing and innovative Mozart pianism I have heard in years…."
記事にある "twelve and a half minutes" というのは「幻想曲 K.475」のことだと思われるが、一言で言うと私の好みではなかった。
「ゆったりと重く」みたいなことを目指している、あるいはベートーヴェンのように弾こうとしているのかも知れないが、全体的に単調な印象で、音に乗るべき意味や情報があまり感じられず、結果として伝わってくるものが少ない。
まぁ、今後どんなピアニストになって行くのか?様子見かな…?
【関連記事】
《Mozart ピアノ協奏曲第9番 K.271「ジュナミ」:意外にも?ユジャ・ワンとチョ・ソンジンの演奏が気に入った ♪》
《モーツァルトが作曲したピアノ協奏曲はいくつ?》
《▼ムソルグスキー「展覧会の絵」から:それなりに弾けた?ので一応終了 ♪》
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