✏️ニコライ・ルガンスキー(Nikolai Lugansky)『ピアノによるワーグナー名場面集』弦楽器の細かな動きまで完璧に表現、深い愛情が込められた必聴盤(Mikiki)
実は、個人的にはワーグナーはほとんど聴かないし、あまり好きでもない。こういった編曲ものも何となく「玉石混交」のイメージがあり、「玉」はそれほど多くないという印象(偏見?)を持っている…(^^;)。
でも、この CD に収められている編曲は間違いなく「玉」だと思うし、それもかなり上質な玉なのではないかと思う。
聴きながら感じたこと。一つは、ピアノという楽器から奏でられる音響の可能性。ピアノ用に作曲された楽曲とは一味違ったアプローチで、結果的にはピアノの音(音楽言語)の可能性を広げているのではないか?…と思った。
そしてもう一つ。現代ピアノ曲が新しい表現力や魅力を獲得するためには、このルガンスキーの編曲で得られた音響をうまく使っていくようなアプローチもあるのではないか?…というのが素人の感想…。
それにしても、バッハとモーツァルトに慣れた耳には何と新鮮な響きであることか…(^^;)。
聴いた YouTube 音源は下記。
元の CD はこれ(↓)。
で、参考記事(↓)。
✏️ピアノによるワーグナー名場面集 /ニコライ・ルガンスキー(TowerRecords)
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