2024年7月18日木曜日

▼次のピアノ練習曲はモーツァルトのソナタ第3番 K.281 第2楽章 Andante amoroso ♪

モーツァルトのピアノソナタから、第1番、第2番、第3番、第14番のそれぞれの緩徐楽章を弾き比べて、結局一番易しそうな(私にとって弾きやすそうな)第3番 K.281 の第2楽章 "Andante amoroso" を次の練習曲とした。




この曲を選んだ理由として、「技術的課題」がいくつか含まれていることもある。

その中で一番大きい課題が、今年の目標にもしている「トリル」(等の装飾音符)。この曲にはいい感じで?…トリルが効果的に入っている(↓)。これを何とかしたい。




それと、上の楽譜にもあるように、フォルテとピアノの交代がかなり頻繁に出てくる。これを自然な形でうまく弾き分けることも私にとっては「課題」になる。

さらに、トリルの前後に「2:3」のポリリズムが何気なく?置かれていたりするのも、私にとってはちょっとした難関である。いまだにカウントしないと弾けないので…(^^;)。


あと "Andante amoroso" の「アモローソ」も私にとっては難関かも知れない。「愛情を込めて」は何とかなるかも知れないが、「愛らしく」はどう頑張っても無理…(^^;)。

PTNAピアノ曲事典によると、この第2楽章は「弦楽器などを含む室内楽のような趣きをもち、非常にやわらかな間奏曲に仕上がっている」ということなので、「室内楽のような間奏曲」というイメージがいいのかも知れない。


プロの演奏のお手本は、今回はまだ決めないでおこうと思う。上に書いたような「課題」をある程度クリアできてから考えることにしたい。お手本は沢山あるので…。

内田光子さん(↓)もいいし、


私のお気に入りの藤田真央くん(↓)もいい ♪

♪ Piano Sonata No. 3 in B-Flat Major, K. 281: II. Andante amoroso

定評のあるイングリット・ヘブラーさんの演奏(↓)も素晴らしい ♪



本格的な譜読みは昨日から始めた。トリルや「2:3」のポリリズムなどは先行して部分練習を始めようと思っている。自然な感覚で弾けるようになるには時間がかかると思うので…。強弱をつけることも最初から意識した方がよさそうだ。

あと、解説によると「ソナタ形式」らしいので、それも含めて曲全体の把握も進めたい。


参考:

✏️モーツァルト :ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281 K6.189f(PTNAピアノ曲事典)


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