《鍵盤音楽史:現代》の次の作曲家はニコライ・カプースチン(Nikolai Kapustin, ウクライナ, 1937-2020)なのだが、聴いていると色んなピアニストが弾いていて、その聴き比べをしていると楽しくなって、調べる方がなかなか進まなくなってしまった…(^^;)。
なので、今日はとりあえず色んなピアニストのカプースチン競演ということで…♪
カプースチンの曲で一番人気というと『8つの演奏会用練習曲 Op.40』ということになるのだろうか、YouTube の音源も多いようだ。
1ヶ月ほど前にアップされた、かてぃん君の「トッカティーナ」(↓)。彼にはショパンよりこういう曲の方が合っている?
♪ トッカティーナ(8つの演奏会用練習曲 Op.40-3)
これ(↓)はユジャ・ワン。
2015年チャイコフスキーコンクール 1位のマスレーエフも弾いている。
そして、作曲家本人の演奏がこれ(↓)。
Op.40-1「前奏曲」は辻井伸行くんが弾いている。
それと、去年お気に入りピアニストになったヨアフ・レヴァノン君の 13歳のときの演奏(↓)。なかなかいい感じで弾いている ♪
Op.40-8「フィナーレ」を弾いているのはマルカンドレ・アムラン。
マルカンドレ・アムランはピアノソナタ第2番も弾いていて(↓)、これが実にキレのいい名演奏だ ♪ さすがのヴィルトゥオーソ。
カプースチンはピアノソナタを 20曲も書いているのだが、YouTube 音源は多くない。
第6番(↓)は Hanna Shybayeva というオランダのピアニストが弾いているが、曲も演奏もなかなかいいと思う ♪ たぶん、初めて聴いた。
第8番(↓)は Yannick Jimeno というピアニストの演奏。この曲もいい ♪
第15番(↓)は John Salmon というアメリカのピアニストの演奏。
あと、第1番と第3番はカプースチン自身の演奏がある。
それから、何度か自分でも練習しようと思って、いまだに弾けてない「ソナチネ」はこれ(↓)。日本でカプースチンを広めた功労者、川上昌裕さんの演奏。
川上昌裕さんはピアノ作品全曲録音プロジェクトをやっていて、CD もたくさん出ているはずだが、残念ながら YouTube にはあまりアップされてないようだ…。
…と思いながらいろいろ検索していたら、ピアノソナタ第19番の音源を発見! カプースチンの中ではやや地味な曲?のような印象もあるが、いい感じの演奏だ♪
それから、ソン・ヨルムの弾く「変奏曲 Op.41」も良かった ♪
この曲はユジャ・ワンも弾いているが、個人的にはソン・ヨルムの方がいいと思う ♪
…ということで、ほぼ半日楽しめて良かったのだが、《鍵盤音楽史:現代》の記事の方は明日以降に持ち越し…(^^;)。
ジャズはわりと好きなジャンルなので、聴いていると飽きないのだが、問題は自分ではほとんど弾けそうもないこと…。そのうち「ソナチネ」やってみるかな…(^^)?
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