ヴァイオリンとチェロはともに25人中日本人3人、フルートとチューバに1人ずつ。詳しくは下記(公式サイトのニュース)。
✏️The participants of the first round of the XVI International Tchaikovsky Competition have been announced
ピアノ部門のコンペチタ25人のリストをコピペしておく(↓)。馴染みのある名前(◆印)がけっこう多くて楽しめそうだ…(^^)♪
- An Tianxu / China
- Beisembayev Alim / Kazakhstan
- Broberg Kenneth / USA◆
- Gadjiev Alexander / Italy◆
- Geniushene Anna / Russia◆
- Gugnin Andrei / Russia◆
- Daneshpour Sara / USA
- Yemelyanov Konstantin / Russia
- Cano Smit Albert / Spain
- Kantorow Alexandre / France
- Kim Dohyun / South Korea
- Kopachevsky Philipp / Russia
- Liu Xiaoyu / Canada
- Malofeev Alexander / Russia◆
- Melnikov Alexey / Russia◆
- Mun Arsenii / Russia
- Xie Ming / China
- Tarasevich-Nikolayev Arsenij / Russia◆
- Wu Yuchong / China
- Fujita Mao / Japan◆
- Harliono George / UK◆
- Shishkin Dmitriy / Russia◆
- Yang Yi Ke / Canada◆
- Yasynskyy Artem / Ukraine
- Yashkin Anton / Russia
知ってる名前をざっと見てみる。
3. Kenneth Broberg は2017年ヴァン・クライバーンで2位になったピアニスト。
4. Alexander Gadjiev は2015年浜松国際の優勝者。
5. Anna Geniushene は2018年リーズ国際のセミファイナリスト。ルーカス・ゲニューシャスの奥さん。→《リーズ国際コンクール Semifinal 途中の感想・予想と結果》
6. Andrei Gugnin は言わずと知れた?日本で「ドライラン・コンサート」を行なった「さあ行け!ググニン」。2016年シドニー国際の優勝者。→《シドニー国際ピアノコンクールの優勝はアンドレイ・ググニン♪》
14. Alexander Malofeev は今回の優勝候補の一人。弱冠17歳! 現在進行中の第1回中国国際音楽コンクールでもセミファイナルに進んでいる。→《中国国際音楽コンクールのセミファイナリスト ♪》
15. Alexey Melnikov は2015年浜松国際でダニエル・シュー、アレクシア・ムーサとの同率3位になったピアニスト。
18. Arsenij Tarasevich-Nikolayev は2015年のショパンコンクールで名前を知った。タチアナ・ニコラーエワの孫ということで注目されたが途中で消えた。2016年シドニー国際で2位になるなどあちこちのコンクールで入賞している。第1回中国国際音楽コンクールでもセミファイナルで頑張っている。→《中国国際音楽コンクールのセミファイナリスト ♪》
参考:《アルセニー・タラセビッチ・ニコラエフ、Deccaと契約 ♪》
20. 藤田真央くん、2017年のクララハスキル国際ピアノコンクールで優勝。このとき18歳、初めて名前を知った。私の中では、現在もっとも期待している日本人ピアニストの一人。→《藤田真央くん、クララハスキル国際ピアノコンクール優勝 ♪》
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《実写版「蜜蜂と遠雷」に福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央など ♪》
《横浜市招待国際ピアノ演奏会っていいかも ♪》
《藤田真央クンの3枚目のアルバム "passage" 5月リリース ♪》
21. George Harliono はゲルギエフが指揮するマリインスキー歌劇場管弦楽団のソリストに抜擢したことで名前を認識した。→《ゲルギエフ、16歳のピアニスト George Harliono を抜擢 !?》
その前に2016年の「グランド・ピアノ・コンペティション」というマツーエフが主催したジュニア向けのコンクールで入賞している。このとき優勝したのがマロフェーエフ。
22. Dmitriy Shishkin は前回2015年のチャイコフスキーコンクールではラウンド1で姿を消した。今回はリベンジ? 2018年のジュネーブ国際で1位になっている。→《ジュネーヴ国際コンクール、ドミトリー・シシキン1位 ♪》
第1回中国国際音楽コンクールにもエントリーしていたが予選で姿を消している。
23. Yi Ke Yang は2015年のショパンコンクールで5位入賞。このときの名前表記は "Yike (Tony) Yang"。第1回中国国際音楽コンクールでは予選敗退となったが、こちらの表記は "Tony Yike Yang"。ややこしい…(^^;)。弱冠20歳。
…と、親しみのあるピアニストが沢山いて、今から楽しみだ。中でも藤田真央くんがどこまで行けるのかワクワク&ドキドキである…(^^) ♪
それにしても、さすがチャイコフスキーコンクール、他のコンクールの優勝者や入賞者がゾロゾロ並んでいるのがすごい!
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《マロフェーエフ君、狙うのはチャイコフスキーコンクール?》
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3 件のコメント:
各部門とも僅か25人のエントリーなんですね!
応募者は多かった筈なのにどのような事前審査があったのでしようね。
25人とはかなり狭き門ですね
どんな事前審査があったのでしようね。
事前審査は審査員たちによるビデオ審査ですが、その内容までは公開されてませんね。審査員長はデニス・マツーエフです。
事前審査通過者は、ピアノ25人、ヴァイオリン25人、チェロ25人、女声30人、男性30人、木管48人、金管48人の合計231人。応募者は58カ国から954人という合計しか発表されてませんから、合格率は 231÷954=24.2%。これがどの程度の狭き門なのかは良くわかりませんが、たぶんピアノ部門は応募者も多いだろうし、錚々たるメンバーと思われるので、相当の厳しさなんだと思います。
ちなみに、もうすぐ始まる仙台国際音楽コンクールのピアノ部門の合格率は 43÷467=9% なので、数字だけ見るとこちらの方が狭き門に見えますね…(^^;)。
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