2019年3月9日土曜日

マロフェーエフ君、狙うのはチャイコフスキーコンクール?

中国国際音楽コンクールのことを記事に書いておきながら、《ピアノカレンダー2019》に載せてないことに気づいてしまった。慌てて追加しながら、今度はチャイコフスキーコンクールの日付(期間)も記入していないことに気づき、こちらも修正した。

…で、更新作業をしながらふと、ねもねも舎のマロフェーエフ君の記事(↓)を思い出した。そうか、マロフェーエフ君、チャイコフスキーコンクールを狙っていて、中国国際コンクールの方はその「練習」で出るのか…と勝手に想像…(^^;)。

✏️マロフェーエフがオーパス3と契約したという噂



ちなみに、上の写真はマロフェーエフ君(Alexander Malofeev)の公式サイトにあったもので、3月17日のコンサートの予告。

リムスキー・コルサコフの生誕175周年(そうなんだ…)記念のコンサートで、ゲルギエフの指揮で R.コルサコフのピアノ協奏曲を弾くようだ。ん?どんな曲だっけ…(^^;)?


それはさておき、ねもねも舎の記事にはこんなこと(↓)が書いてあった。

今年のチャイコフスキーコンクールに出るのではないかと噂されていて(まだ出場者は発表されていません)、出たら優勝候補の一人だろうとも言われています


この記事を読んだときはそれほど気にしていなかったのだが、そういえば、今年のチャイコフスキーコンクールの審査員長はマツーエフだし、優勝も(出来レースも?…失礼!)ありうるのかな?と勝手に妄想が…(^^;)。

なにせ、チャイコフスキーコンクールだから、第2のトリフォノフを作ろうという動きがあってもおかしくはないのかも…。

参考:《2015年のチャイコン優勝者はロシア人じゃなかった!ギワク?》


そういう与太話?は置いておき、マロフェーエフ君の演奏を YouTube で少し聴いてみた。コンチェルトが多い。

 Alexander Malofeev -- S.Rachmaninoff. Piano Concerto No.3 in D minor, Op.30

たしかに上手いのだが、今ひとつ惹かれるものは感じない。でも、17歳の若さで大したものだとは思う。

ソロの演奏を探したらショパンのソナタ第2番を弾いているもの(↓)があった。16歳のときの演奏だ。第一印象として少し乱暴に聴こえる。あまり好きではない…。

 Alexander Malofeev -- F.Chopin. Piano Sonata No.2 in B-flat minor, Op. 35


まぁ、まだ若いのでこれから熟成?していけばどうなるのかは分からない。今はお気に入りピアニストのトリフォノフだって若い頃の演奏は好きじゃなかった…。


おまけ。オーパス3 のサイトに発表記事のようなものは見当たらなかったが、アーティスト名簿 Artist Roster には有名ピアニストに混じって、しっかり"Alexander Malofeev" の名前が入っていた。

青い字は私のお気に入り。赤い字にした "Shai Wosner" という人は《次はシューベルトのハンガリーのメロディー D817 ♪》の記事を書いたときに初めて聴いた演奏で割と気に入ったピアニストだ。一度ちゃんと調べてみようと思った ♪

Louis Lortie
Alexander Malofeev 👈
Drew Petersen
Kit Armstrong
Conrad Tao
Andrew von Oeyen
Aaron Pilsan
George Li
Emanuel Ax
Sergei Babayan
Inon Barnatan
Daniel Barenboim
Jonathan Biss
Yefim Bronfman
Jeremy Denk
Christoph Eschenbach
Joseph Kalichstein
Nikolai Lugansky
Radu Lupu
Anne-Marie McDermott
Garrick Ohlsson
Alexandre Tharaud
Daniil Trifonov
Shai Wosner
Krystian Zimerman
Aaron Diehl



【関連記事】
《第1回中国国際音楽コンクールの概要》

0 件のコメント: