少し前(4/19)のねもねも舎の記事で、デニス・マツーエフが始めた「グランド・ピアノ・コンペティション」の話題が出ていた。2月に、同じく下記の記事で「怪しい!」と出ていたコンクールのサイトが綺麗になった、という話だ。
個人的には “Grand Piano Competition” という名前も大げさで「怪しい」と思う。「グランドピアノのコンペティション」じゃなくて、「壮大な?ピアノコンペティション」ということなんだろうが…。
それはさておき、このコンクール、対象年齢は16歳ということで「若い才能を見出す」ためのものらしい。今回の最年少者は11歳。
スケジュールを見ると、こんな感じ(↓)になっているが、5月1日の第1ラウンド(ラジオ放送のみ)以外は、Medici.tv でストリーミング配信されるようだ。
4月30日 オープニングセレモニー 20:00-(日本 14:00-)
5月1日 第1ラウンド
5月3/4日 第2ラウンド 18:00-21:00(日本 12:00-15:00)
5月5日 表彰式 19:00-(日本 13:00-)
世界の神童たちの演奏を聴いてみたい気もしないでもないが、どちらかというと、オープニングと表彰式のマツーエフの演奏の方に興味がある。
4月30日のオープニングでの演奏(↓)は、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番、指揮はヴァレリー・ゲルギエフ。表彰式は、ガーシュインのラプソディー・イン・ブルー。
State Academic Symphony Orchestra "Evgeny Svetlanov"
Soloist – Denis Matsuev. Conductor – Valery Gergiev
P. Tchaikovsky. Romeo and Juliet, Fantasy-Overture
S. Prokofiev, Concerto No. 2 for Piano and Orchestra
で、参加者は107人の応募者から選ばれた15人の子どもたち。その中に、奥井 紫麻(しお)ちゃんという日本人が1人いる。しかも最年少の11歳(もう一人ロシアの女の子が11歳)。
プロフィールや最近の様子はこちらのブログに詳しい。10度がつかめる手をしているらしい。
"Participants"(参加者)のページに15人の写真が載っているが、初々しいというか、みんなかわいい…♪
でも、よく考えると、小学6年生と高校1年生とが同じステージで競うって、運動会とかでは考えられないことだ…(^^;)。
第1ラウンドはソロ・リサイタルで、バロック〜古典派から1曲以上、ロマン派〜21世紀から1曲以上(自作も可)、19〜21世紀のロシア作品1曲。時間は20〜30分。
第2ラウンドは協奏曲で、全楽章、または第1楽章、または第2・3楽章を弾く。20分以内なら何でもいいようだ。
第1ラウンドでは選別せずに全員が両方のラウンドに出るというルールになっている。
連休中でもあり、ラフォルジュルネにも行かなくちゃならないので、まぁ、時間が合えば聴いてみるか、という感じかな…。
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