✏️スーパーソロイスツ2019 《第3回》小菅 優 plays R.シュトラウス&ラフマニノフ
このコンサートは avex が主催している「スーパーソロイスツ」シリーズの一つらしい。名前は聞いたことがあるが、今回その意味(内容)を初めて知った。
通常のオーケストラのコンサートでは、ピアニストが出演しても協奏曲1曲(とアンコール1曲)だけで、あとはオーケストラのみの演奏というのが多い。
「スーパーソロイスツ」はそれを逆転して、ピアニスト(やヴァイオリニスト)が主役でソロの演奏があったり、協奏曲が2曲とかあったりする。オーケストラのみの演奏は1曲だけだったり…。
この小菅優さんのコンサートもこんなプログラム(↓)だ。
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
リヒャルト・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
スクリャービン:交響曲第4番《法悦の詩》作品54*
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
*オーケストラ単独演奏
リヒャルト・シュトラウスの「ブルレスケ」というのも(調べてみると)ピアノ協奏曲形式なので、このプログラムにソロ曲は入っていない。アンコールはあるだろうが…。
ピアノ・ファンとしてはこれは嬉しい…(^^)♪ こういうコンサートがもっと増えるといいのに…。オーケストラもちゃんと活躍しているのでいいのでは?
リヒャルト・シュトラウスの「ブルレスケ」という作品は知らなかったので、ちょっと調べてみたら、アルゲリッチの演奏が YouTube にあった。「超難曲として有名」というのが納得できるような曲だが、さすがアルゲリッチは鮮やか…(^^)♪
♪Argerich Strauss Burlesque
1992年12月31日、クラウディオ・アバド指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団との演奏なので、アルゲリッチ、51歳のときの演奏だ。
グレン・グールドも演奏を残していて、これもなかなかいい。
♪ Glenn Gould - Strauss, Burleske in D minor OFFICIAL
この作品は、リヒャルト・シュトラウス、24歳のとき(1886年)の作品で、最初は《ピアノと管弦楽のためのスケルツォ》という名前で、ハンス・フォン・ビューローに献呈された。ビューローは、演奏が至難であることを理由に演奏を拒否している。
自由なソナタ形式による単独楽章の20分ほどの作品で、後半のカデンツァはとても難しいらしい。また、ティンパニの見せ場が多いことでも有名のようだ。
ところで「お土産付き」チケットだが、同じシリーズの三浦文彰くん(ヴァイオリニスト)のコンサートには、ちょっと調べた限りでは見当たらなかった。
どうも OZmall が選んだコンサートだけに独自に「お土産」をつけているようだ。OZmall では他のコンサートに別のお土産をつけていたりする。
小菅優さんのコンサートのS席チケットに付いているお土産は「バスソルト」。
興味本位でどんなものなのか、写真を頼りに調べてみたら、どうも「ナチュラル パフュームド バスソルト (ローズブーケ)」というもの(↓)らしく、3,600円以上するものだ。
9,000円のチケットに3,600円のおまけ…。バスソルトは、個人的には欲しいとは思わないが、お得感はかなりのものだ…。
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