練習しているのは、バッハの平均律第2巻からBWV874のフーガ。練習の段階としては、譜読みが終わって、部分練習・反復練習をしているところ。
部分練習の中で、特別に難しい「難所」があれば、その部分の攻略法などの工夫を書くことができる。ソナタなどであれば、構造がはっきりしているので、その分析やその構造に沿った練習計画などを書くこともできる。
ところが、フーガなので、一応「構造」はあるものの、練習計画に使えるほどのブロック分けも(私にとっては)難しい。まぁ、4〜5個のブロックに分けることはできなくもないが、50小節しかない曲なのであまり意味があるとは思えない。
前回「全部で10段あるので、1日に1段をクリアする」というようなことを書いてみたが、これはどうもうまく行きそうもない。
問題は何か?…ということを考えてみると…
例によって「(頭で)暗譜」ができないという問題もあるが、それよりもなかなか「指が覚えてくれない」ということの方が大きそうだ。頭も指も覚えない…という状態。
理由はなんとなく分かっている…? フーガなので…。
頭で覚えられないのは、4つの声部が横方向に入り乱れているのに、弾くときは縦の関係を意識しないと(私の場合は…?)弾けないからだと思う。
左手に和音をベースにした伴奏パターンがあり、右手に旋律があるという造りではないので、頭は常にフル稼働だ…。
指が覚えられないのも同じで、縦の意識だけで弾いていると旋律があやふやになって、声部ごとのフレーズがよく分からなくなってしまうからではないかと思う。例えばフレーズの切れ目で指を離すべきところで押さえたままになっていたり…(^^;)。
2年ほど前に初めてなんとかフーガを1曲弾けた(つもりになった)ときの記事(↓)を読み返すなどして、なんとか解決?の糸口を見つけなくては…。
《バッハのフーガを克服できた理由》
《近況:フーガの難しさの原因さらに2つ発見!?》
…ということで、ほとんど内容のない記事でスミマセン…(^^;)。次回には少しは進展があると思うので、今日のところはここまでで…。
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《▼バッハ平均律BWV874フーガ:譜読み・指使いほぼ終わり》
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