✏️Philly Grammy-winner Jennifer Higdon now wins $100,000 Nemmers Prize, too
早速、ピアノ作品を調べてみたが、残念ながらソロ作品はほとんどないのだが、1曲だけあったピアノ三重奏曲がなかなかよかった…(^^)♪
Jennifer Higdon and her cat, Beau / CANDACE DICARLO |
ちなみに、上の写真は下記の記事からお借りしたもの。猫の名前は "Beau" らしい…。
✏️Composer Jennifer Higdon Tells Her Story: Part 1
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聴いた曲は下記の "Piano Trio"。2つの楽章からなり、"Pale Yellow" と "Fiery Red" は各楽章のタイトルである。
♪ J. Higdon - Piano Trio - Pale Yellow
♪ J. Higdon - Piano Trio - Fiery Red
聴いた感想は、現代音楽的ではなく普通に?いい曲だということ。といって、古めかしいというわけでもない。なんだか、ちょっと好みなのでピアノ・ソロ曲が少ないのが残念。
もともと、フルート奏者らしいのでそのあたりが影響しているのかもしれない。
ピアノ・ソロ曲は本人サイトの作品一覧に次の2曲が載っているが、YouTube では見つからず、短い "CLIP" を作品一覧で聴くことができるのだが、それだけではよく分からない。
Gilmore Variation
based on the "Goldberg" Variations by J.S. Bach
(3分)
Secret & Glass Gardens
(8分)
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このジェニファー・ヒグドンさんは、Wikipedia によると「ヴァイオリン協奏曲で2010年のピューリッツァー賞、パーカッション協奏曲で同年のグラミー賞を受賞」という凄い人のようだ。
また、「彼女の兄弟アンドリュー・ブルー・ヒグドンの死を扱った一楽章から成る音詩『blue cathedral』は、すぐに存命のアメリカの作曲家の中で最も演奏される現代のオーケストラ曲となった」とも書いてある。この曲(↓)。
♪ Jennifer Higdon "Blue Cathedral" for orchestra
聴いてみると、たしかにいい曲だ。作風は「新ロマン主義」と言われることもあるようだが、ピアノ三重奏曲とこの "Blue Cathedral" を聴いた限りはそうだろうと思える。
というか、現代音楽も「新しい手法・書法」などの奇をてらわずに、新しい「いいクラシック音楽」を作り出す可能性があるということなんだと思うのだが…。
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ちなみに "Nemmers Prize" はアメリカ、イリノイ州のシカゴ郊外にある名門私立大学 Northwestern University によるもので、作曲賞(MUSIC)以外に、EARTH SCIENCES、ECONOMICS、MATHEMATICS、MEDICAL SCIENCE がある。
"Nemmers Prize in Music Composition" のページを見ると、作曲賞のこれまでの受賞者には、2014年のエサ=ペッカ・サロネン、2016年のスティーヴ・ライヒなどがいる。
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