Op.33 が 7曲、Op.119 が 11曲、Op.126 が 6曲。他に作品番号のないもの(WoO)が 6曲ほどあるので、全部で 30曲はある。
小曲が多く難易度もあまり高くない(文末に一覧表)ので、今年の目標「100曲のピアノ曲を弾く」のために一通り(難しいものは除いて…(^^;)…)弾いてみようと思っている ♪
《My Piano Life 2020の目標:中間地点のチェックかなり苦しい…》
弾いてみようと思ったのにはもう一つ理由がある。音源を調べていると、バガテルを録音しているピアニストが結構いるのである。シュナーベル、グレン・グールド、アリシア・デ・ラローチャ、ブレンデル、コヴァセヴィチ…。
そして、ポール・ルイスがこの 7月20日(日本語版は9月20日)に新盤をリリースする。
✏️ポール・ルイス/ベートーヴェン:エリーゼのために~バガテル集(HMV)
op.33、op.119、op.126 と、WoO 59(エリーゼのために)、WoO 60、WoO 61、WoO 61a、それに幻想曲 op.77 が収録されている。録音は 2018年1月と 2019年1月
ベートーヴェン : エリーゼのために ~ バガテル集 / ポール・ルイス
ブレンデルは、op.33、op.119、op.126 すべてと、WoO 59(エリーゼのために)などを録音している。この CD の演奏はとても気に入ったものの一つだ ♪
BAGATELLEN OP.33,119,126(ブレンデル)
グールドは op.33 と op.126 を録音している。個人的には、もう少し素直に弾いた方がいいかも…と感じた…(^^;)。
ベートーヴェン:バガテル集(グールド)
難易度はそれほど高くないと書いたが、中にはピアノソナタの楽章(候補)として作られたものもあり、決して侮れないようだ。
Op.33 の第3曲が気に入ったので昨日弾いてみた。初見で何とかなって喜んでいたら、あとで難易度を確認したら「9」だった(バガテルの中で一番やさしい)…(^^;)。
28段階難易度で 17 とか 19(ドビュッシー「月の光」レベル)というものもあり、Op.33-7 のように難易度 13 でもテンポが Prest というものもあり、まぁ、弾けそうなものを選んで弾くことになりそうだ…😓
下表にバガテルの難易度をまとめた。📶欄が28段階難易度。備考欄の☆は「あるピアニストの一生」おすすめ曲、★は私のお気に入り曲(これから弾いてみて付けていく)。
番号 | 調 | 📶 | 備考 |
Op.33-1 | E♭ | 16 | ☆ |
Op.33-2 | C | 15 | ☆ |
Op.33-3 | F | 9 | ☆★ |
Op.33-4 | A | 13 | |
Op.33-5 | C | 16 | |
Op.33-6 | D | 12 | |
Op.33-7 | A♭ | 13 | |
Op.119-1 | Gm | 11 | ☆ |
Op.119-2 | C | 12 | |
Op.119-3 | D | 11 | ☆ |
Op.119-4 | A | 12 | |
Op.119-5 | Cm | 12 | ☆ |
Op.119-6 | G | 15 | |
Op.119-7 | C | 19 | |
Op.119-8 | C | 12 | |
Op.119-9 | Am | 11 | ☆ |
Op.119-10 | A | 10 | |
Op.119-11 | B♭ | 12 | ☆ |
Op.126-1 | G | 13 | |
Op.126-2 | Gm | 12 | |
Op.126-3 | E♭ | 15 | |
Op.126-4 | Bm | 16 | |
Op.126-5 | G | 10 | ☆ |
Op.126-6 | E♭ | 17 | |
WoO 52 | Cm | 12 | 1795-1822年(Op.10 mv.3候補) |
WoO 54 | C-Cm | 1802年 Lustig-traurig | |
WoO 56 | C | 11 | 1803-22年 |
WoO 59 | Am | 1808-10年 Für Elise | |
WoO 60 | B♭ | 1818年 Zeimlich lebhaft | |
WoO 61a | Gm | 1825年 | |
Hess 69 | Cm | 1797年(Op.10 mv.3候補) |
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