つまり、ほぼ暗譜して、あちこちでつっかえながらも、一応は強弱やタッチを意識して、イメージする音を出そうとしながら弾く、くらいの感じでは練習できるようになった。
ただ、上の図の赤い部分、つまりコーダの後半部分はほとんど手つかずの状態ではある。練習方法などいろいろ考えてはみた(↓)ものの、やっぱり難しすぎる…(^^;)。
《▼ブラームスのソナタ、超難所に対する創意工夫?》
それ以外の部分では、いま課題としている「テーマ a のヴァリエーション = a' a'' a'''」の a''' あたりはまだちょっと怪しいが、それでも、何とかなるかも…とは思っている。
たぶん、自分の実力にあった曲だと、練習開始から 2〜3週間くらいでたどり着くレベルに、1ヶ月半でやっとたどり着いた、という感じだろうか…。
…とはいえ、まだまだ課題山積であることに変わりはない。
6月末までやるとして、その間にもう少し出来るようにしたいことを整理してみた。なお、コーダの後半部はとりあえず置いておこうと思う。余裕があれば練習してみようか…くらいの感じでいいか?と…(^^;)。
- テーマ a のトリルをきれいに入れる
- 2:3 のポリリズム部分を弾けるように
- アルペジオをきれいに入れる
- 強弱の「弱」部分を意識する
- テーマ d のテンポアップと確実性
- その他引っかかる箇所(多数?)
1. のトリルは、基本テーマ a の単旋律では何とかなりそうだが、a' の右手「旋律+伴奏」のところ(↓)はかなり厳しい。
a'' の「3連符伴奏」と合わせるところ(↓)も、うまく入らない。
2. の「2:3 ポリリズム」はあちこちに出てくるのだが、一つはテーマ d の 3連符伴奏。そして、一番苦労しているのがテーマ b の後半(↓)。
ここは、上の 2小節目にあるアルペジオみたいなところも課題。
3. はその「アルペジオ」だが、この曲ではかなり多用されていて、これが決まらないと曲がうまく流れていかなかったり、そもそも旋律にならなかったりする。
例えば、テーマ d' の最後の方(↓)。これは練習あるのみ…?
4. はこの曲全体にある p、pp、ppp にも言えるのだが、どちらかというと、旋律を際立たせるために、伴奏部分の「弱」を小さな音で確実に出すようにしたいということ。
例えば、テーマ b のこういうところ(↓)。
それから、テーマ c では伴奏というわけではないが、右手に左手がエコーのように答える感じにしたいので、左手を弱く軽いタッチにしたい。けど、なかなかできない…(^^;)。
あとは、テーマ d をもう少し早いテンポにしたいのと、全体的に「引っかかる箇所」を少しでも減らしたい、というのが 5. と 6. の課題。
…というところまで来て、あと2週間。さて、どこまで「自己満足」レベルに近づけることやら…。やるだけやってみて、あとは運任せ…(^^;)?
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