とはいえ、いちおう最後まで譜読みをした。と言っても、何となくこんな感じ…というのが分かるくらいには弾いてみて、指使いの感触もほぼつかめたかな…というレベル。
で、第一印象?としては「予想以上に手強そう…(^^;)」という感じ。「難所」認定のオンパレードになりそうな予感がしている。
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例えば、下記(16小節目〜)の2小節目にある右手の「離れたアルペジオと内声部」の組み合わせ。「E♭〜B♭〜E♭」を弾いたあとすぐに内声部の「E♭B♭」にテンポどおりでは戻れないのだ。
微妙なルバートをすればいいのだろうが、それがまた私の苦手なところ…。
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それから、下記の最初の小節、右手の「メロディー+伴奏」を弾くところで、トリルがまったく入らない。これはかなりの「特別練習」のようなものが必要になりそうだ。
これは、曲の最初(↓)では「右手メロディー、左手伴奏」の形だったものが、右手が「メロディー+伴奏」に合わさったもの。右手単旋律でのトリルでさえ怪しいのに…(^^;)。
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この第2楽章は下記のような三部形式になっている。
A [a-b-a'] + B [c-d-c'-d'] + A' [a''-b'-a'''] + Coda
この中で、A の中の a パート(10小節)が形を変えて3回出てくるのだが、その度に難しくなる。伴奏を右手に移動して、左手に別の音を追加して…という感じ(↓)で…。
a : 右手でメロディー、左手で伴奏
a':右手で「メロディー+伴奏」
a'':伴奏が3連符になる
a''':右手で「メロディー+3連符伴奏」
まずは、基本形の a、b、c、d を弾けるようにしてから、他の部分に手をつけようかとも考えているが、もう少し全体像をつかんでから「作戦」を練ろうと思っている。
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それから、5月の練習計画は「シンフォニア」(バッハ-ケンプ)とこのブラームスのソナタを両方やるつもりだったが、それは無理そう…というのが早々と判明してしまった。
なので、「シンフォニア」の方も「練習途上」なので本当は続けたいのだが、やむなく「終了」することにした。5月が始まったばかりではあるが…(^^;)。
…ということで、これからはブラームスの1曲に集中して頑張るつもり。
まずは、練習計画を立てるためにも、もう少しちゃんと弾き込むことと、少し楽曲分析をしてみたいと思っているところ。
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