で、とりあえず自分自身で直感的に把握するために図にしてみた。長いので文末に載せておく。こうやってみると、少なくとも構造だけは分かった気になる…(^^)♪
前回「三部形式」と説明したが、練習の計画を立てるには「三部形式+大コーダ」とした方が適切だと思う。つまりこんな(↓)感じ。
A [a-b-a'] + B [c-d-c'-d'] + A' [a''-b'-a'''] + Coda [e-e'-e''-f]
長いコーダ部分の構成は、私が練習の都合に合わせて勝手に区切っている。これを元に練習の計画を立ててみた。
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基本となるテーマ(基本パターン)が a、b、c、d とコーダの e を合わせて5つある。この中で、とくに a と e は形を変えて出てくる度に難しくなる。
前回も書いたが、例えば a はこんな感じ(↓)で、どんどん難易度が上がる…(^^;)。
a : 右手でメロディー、左手で伴奏
a':右手で「メロディー+伴奏」
a'':伴奏が3連符になる
a''':右手で「メロディー+3連符伴奏」
なので基本的な作戦としては、最初に基本パターンの a、b、c、d、e の5つを暗譜して弾けるようにしようと思う。
そのあとは、5つのパターンがある程度弾けるようになってから考えようと思っているが、比較的変化(変奏)の少ない B パートから取り掛かるのがいいような気がしている。
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基本パターンのなかで、とくに苦労しそうなのが「2:3」の「ポリリズム」。
一つは b の中にあるこの部分(↓)。鋭意練習中…。
もう一つが、d のパターン。ここは左手伴奏がずっと3連符で、その上に右手のメロディーが乗るという、全体が「ポリリズム」…(^^;)。
昔やった練習方法を思い出しながら、久しぶりに「2:3」に挑戦しようと思う。
→《ポリリズムを克服する10の方法》
ブラームス:ピアノソナタ 第3番 第2楽章の構成
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