…ってまだ梅雨のはずだが、東京は毎日猛暑。ピアノの練習も大変ですよね…。せめてこんな写真(↓)でも眺めてひとときの清涼感を味わってください…(^^;)?
これは、"Meet The World’s Tallest Concert Pianist" という記事で紹介されていた1分ほどの動画の一コマ。
防寒着に身を包んでピアノを弾いているのは、エリザ・トメリーニ(Elisa Tomellini)というイタリアのピアニスト。場所は、モンテ・ローザ(Monte Rosa:イタリア・スイス国境にあるアルプス山脈で2番目に高い山)の標高 4,460メートル地点。ピアノは "K.KAWAI"。
このエリザさん、登山が好き(というか登山家?)ということで、その好きな山の上でピアノを弾いてみたいと思った?のだろうが、1分ほどの動画を見たあと、いくつもの "?" が頭の上に浮かんでしまった…。もちろん何を喋っているかは(たぶん)イタリア語なのでまったく分からないのだが…。
まず冒頭の、ヘリでピアノをロープで吊り下げて!運ぶシーン、かなりインパクトがある。というか、ピアノは大丈夫だったのだろうか?そもそもそんな運び方していいのか?山の上に到着したあと、ちゃんと調律したのだろうか?
その前に「ピアノが可哀想…(^^;)」というのが正直な感想…。KAWAI の人が見たらぶったまげるのでは?
次に思ったのは、吹きっさらしの極寒の中でピアノはちゃんと機能するのだろうか?ということ。まぁ、電子部品などはないので音は出るだろうが、アクションとか正常に動くのか?ピアノを設計・製造したときに想定した条件とはかなり違うだろうから、音の鳴り方はどうなんだろう?
ピアノメーカーのサイトを見ると、だいたい「15℃〜25℃でお使いください」となっている。ちなみに、電子ピアノをみると、「5℃〜40℃で動作を確認してます」などと書いてある。(「保証」ではないらしい…)
それと、ピアニストの方で気になるのは手のこと。普通のホールでも、指や手が冷えると弾けなくなるというのに、大丈夫なのか?
もちろん、動画を見ると手袋をしているのだが、逆に手袋をしてちゃんと弾けるのか?という疑問が出てくる。…と思って見ていたら次の画面では、指先の出るミトンのようなもので弾いていた…。
で、最後の疑問は、これって何のためにやっているの?ということ。動画を見ると、聴いているのはスタッフらしい数人。おそらく音響もよくない(それ以前の問題…?)なかで、凍えながら?果たしてちゃんと「鑑賞」できたのか?
まぁ「ネタ」として SNS とかで拡散してもらって喜ぶくらい…? でも、たとえ拡散しても、これでこのピアニストの評判が上がるとも思えないし、この人の(普通の)リサイタルを聴きに行こうとは、私なら思わない…(^^;)。
謎だらけ…???
でも、涼しくなった…???
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