左手小指のプチ腱鞘炎?の後遺症?みたいな感じが残っていて、何となく思い切って打鍵できない。…という原因もあるが、それより、やはりモーツァルトは私にとって難しいのだと思う。
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《近況:改めて基礎が大事なことを痛感して…》
第1楽章は、私にとって「基本練習」みたいなところもあるので、地道に時間がかかりそうだ。なので、これは継続しながら、第2楽章の譜読みを開始することにした。
ほんの1週間前の《近況:改めて基礎が大事なことを痛感して…》で、第1楽章に集中することにした、と書いたばかりではあるが…。まぁ、この1週間「集中」して、次の段階に進むことができたと思うことにしよう…(^^;)。
第1楽章の進み具合を確認してみると…。
全体を通して、90%程度は「暗譜」をして、ほぼ楽譜を見ないで練習できるまでにはなっている。でも、まだまだ弾けてないところも多く、指の運びが馴染んでいないというか、迷い箸?みたいなところが多々ある…(^^;)。
なので、単旋律のそれほど難しいと思われない箇所でさえ、なかなか満足できる状態には届いていない。例えば、恥ずかしながら…、下記のような場所でさえすんなりとは弾けていない。まぁ、だから「曲の中で基本練習をする」意味があると自分に言い聞かせながらの「忍耐の練習」である。
それから、当初はある程度のテンポで弾けるように、例えば16音符の速いパッセージを頑張って速く弾こうと練習していたのだが、このところ「ラクに弾く」がまったくできてないような気がしているので、むしろゆっくりと「弾き方」を確認しながら練習するようにやり方を変えようと思っている。
で、第2楽章の方であるが、こちらは Adagio のロンド形式なので、わりとパターンがはっきりしていて取り組みやすい。しかもその一つ一つがピアノ教本のような基本的な音型(アルベルティ・バスとか…)が多いのも「曲の中で基本練習をする」私には嬉しい。
聴く音楽としても好きなタイプの曲なので、弾いていてけっこう楽しい。第2楽章から仕上げていくというアプローチもあるかもしれない。ちなみに、出だしはこんな感じ(↓)。
それにしても、第1楽章といい第2楽章といい、本当にシンプルな材料を使ってこれだけの作品を創り上げるのだから、やはりモーツァルトはすごい!天才だと思う。いまさら何を!ですが…(^^;)。
第2楽章は「進捗」というほど進んではいないが、とりあえずざっと弾いてみて、指使いを考えている段階である。
とくに難しい指使いがあるようには見えないが、逆にどうにでも弾ける部分は弾くたびに指が変わったりして、それはあまり好ましくない。なので、出来るだけ早く確定して、それを指に覚えさせるということに時間をかけたいと思っている。
当面は、第2楽章の「指使い確定」と、第1楽章の「指に覚えさせる」という練習を、半分半分くらいでやってみようと考えている。技術的な目標としては「ラクに弾く」ことを目指したい。
期間として「いつまでに」という期限を、今回は決めていない。もう少し様子を見てから決めたいと思う。
《「ホールでスタインウェイ♪」の反省:次へとつなげるために…》に書いたように、「今よりも仕上がりレベルを上げたい」と思っている。時間は少し長くかかってもいいので、「ステージ上のスタインウェイで気持ちよく弾く」ことが出来るくらいの仕上がりをどうすれば達成できるのか、ということをちょっと真面目に考えたいと思う。
さてさて、この暑い夏が収まる頃には、少しは先は見えているのだろうか…(^^)?
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