去年の8月にこんな記事(↓)を書いて、アルゲリッチが初めてオーストラリアで演奏することにびっくりしたのだが、そのオーストラリア・デビューは幻となったようだ。
上記の記事にあるアルゲリッチの "Dear Sydney public, " で始まる手紙によると、理由は「体調不良と身体の痛み」で、とてもオーストラリアまで移動してピアノを弾けるような状態ではないということ(↓)。
"I am unable to travel and play in this moment, feel very weak, exhausted and having physical pains that worry me, please excuse me! "
75歳という高齢だけに心配な文面だ("feel very weak, exhausted")。
元ダンナであるシャルル・デュトワのシドニー交響楽団デビュー40周年というコンサートであっただけに、本来なら何としても出たかったのではないだろうか。
代理はユジャ・ワンで、曲目の変更はなく、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾くことになっている。(6月29日〜7月1日)
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