2017年6月12日月曜日

ベトソナ第8番第2楽章の装飾音符の弾き方 ♪

数日前の近況報告《近況:「試弾4曲」の練習課題・目標?》で、いま練習している曲の課題(目標)の一つに「装飾系」を確実に弾くというのを書いた。…が実は苦戦中。

そのなかでも、いちばん手こずっているのが、ベトソナ第8番(悲愴)の第2楽章の次の箇所(↓)。20〜21小節目のターンがうまく入らないのだ。



お手本にしているバレンボイムの演奏を何度も聴くのだが、耳が悪いせいか弾き方がつかめない。

で、仕方ないので、IMSLP にある楽譜を片っぱし見ていって、細かい音符で書いてある注釈を探してみた。それを並べてみたのが下の図。

16分音符1個に対して4つの64分音符を入れているもの、3連符にしてその2つ目からターンを入れているもの、5連符にしているもの、…と様々である。




その中に、言葉で「左手の拍とそろえるべきではない」と書いてあるものがあった。たしかに「左16分音符1個:右64分音符4個」は弾きやすいのだが、面白くない。「3連符の2つ目からターン」のように、少しずらすとちょっと雰囲気が出てくる。

「3連符」パターンを実際にやってみると、バレンボイムの弾き方のイメージに近いので、これをベースに考えてみることにした。(バレンボイムはゆったりとした5連符かも知れないが、これはちょっと難しそうだ…)


自分でゆっくり弾いてみてだいたいの感触をつかんだところで、パソコンのツール(MuseScore という楽譜作成アプリ)を使ってみた。このツールは、入力した楽譜を演奏してくれるので、こういう確認にも使えるのだ…(^^) ♪

その楽譜が下記。これなら、練習すれば私にもできそうである。あとは、いかに自然に、というか「いい感じ」で入れられるかということだけだ。少し希望が見えてきた ♪


あとは練習あるのみ…(^^)!



【関連記事】
《近況:「試弾4曲」の練習課題・目標?》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: