数日前の記事《ベトソナ第8番第2楽章の装飾音符の弾き方 ♪》で、ベトソナ第8番(悲愴)の第2楽章の装飾音符(↓ターン)を3連符を入れて弾くと決めた、ということを書いたのだが…。
私の練習を聴いていたカミさんからすぐにダメ出しを喰らった。
「なんかヘン!すごく違和感!」
いろんな楽譜の注釈を調べ尽くして(IMSLPにあるものだけだけど…)、自分の実力の範囲で何とか弾けそうなパターンをやっと見つけたというのに…。
「じゃあどうすればいいの?」という私の問いに対する答えは、「5連符」バージョン(下記 "A")! 難しそうだったので、いちばん避けたかったヤツだ。
カミさん、お手本を弾きながら曰く、「ほら ♪ ゆっくりやれば出来るわよ」「無理なら、元の(以前練習したときの)パターンに戻したら?」…。
元のパターンとは、左16音符1個に対して右64音符4個という弾き方(上記"B")。これだと、左手の伴奏の拍とターンの始まりが合うので弾きやすいのだが、なんか面白くない。なので、苦労して3連符の2つ目からターンを入れるようにしたのだが…。
繰り返される「なんかヘン!」攻撃に耐えきれず?、しぶしぶ「5連符バージョン」を試してみた。
「あれっ?」なんか弾けそう…? 頭で考えていたほど難しくはない。これならもう少し練習すれば何とかなるかも…。
…ということで、一生懸命考えた「3連符バージョン」は3日も持たず、「5連符バージョン」に座を明け渡すことになりそうだ…(^^;)。
頭で考えたり、パソコン・ツールを使うより、もっとピアノで実際に弾いてみるべきだった…と当たり前のことを今になって反省している次第…。「論より証拠」「百聞は一見に如かず」…。(ン?ちょっと違うかな…)
参考のため、IMSLP の楽譜にあった「注釈」を再掲しておく(↓)。
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