クライバーン・コンクールが(私の中では今ひとつ盛り上がらないなか)ファイナルを迎えようとしているが、国内では来年2018年の浜松国際ピアノコンクールの実施概要(募集要項)が発表された。
審査委員長が海老彰子さんから小川典子さんに変わって、何か変化があるのかなぁ?と思って実施概要をざっと見たが、素人目にはよく分からない。
1次予選にエチュードを1曲入れること(必須)が復活したらしいが、個人的にはどうでもいいと思う。理由は前回の「観客の声」らしい…。
新作(委嘱)の課題曲は1曲だけ(作曲家:佐々木 冬彦)になったようだ。前回、コンテスタントの選択が偏ったからかどうかは分からない。
審査委員のメンバーを見ると何か分かるのかなぁ?と思って比べてみた。
今回は、こんな感じ(↓)。私が知っている名前でいうと、迫 昭嘉、エリソ・ヴィルサラーゼ、ディーナ・ヨッフェくらい。
審査委員長:小川 典子(日本)
審査委員
ヤニーナ・フィアルコフスカ(ポーランド/カナダ)
ポール・ヒューズ(イギリス)
ヤン・イラーチェク・フォン・アルニン(ドイツ)
アレクサンダー・コブリン(アメリカ/ロシア)
ムーン・イクチュー(韓国)
ロナン・オホラ(イギリス)
迫 昭嘉(日本)
エリソ・ヴィルサラーゼ(ロシア)
ウー・イン(中国)
ディーナ・ヨッフェ(イスラエル/ドイツ)
で、前回はこのメンバー(↓)。やはり、アルゲリッチの存在感が大きいためか、今回はちょっと物足りない感じは否めない。セルゲイ・ババヤンやケフェレックさんもいたし…。
…と言っても、今回の審査員の中にも(私の知らない)ビッグネームがいるに違いないので、勉強させていただこうと思っている。ちなみに、ヴィルサラーゼさんは「ビッグネーム」だと思っている。
ところで、公式サイトもリニューアルして、色彩が少ないせいか地味な感じになった。それはどうでもいいのだが、許せないのは、過去の(第9回とかの…)ページが探せなくなったこと!!
例えば、「浜松国際ピアノコンクール 2015」と検索しても、見つかるのは公式サイト以外のものばかり…。この状況はなんとかして欲しい。
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