2016年12月12日月曜日

近況:「アリオーソ」譜読み完了、「メヌエット」停滞?

先週から、ラヴェル「クープランの墓」の〈メヌエット〉に加えて、「バッハのアリオーソ」という曲を追加して、2つの曲を練習している。




「アリオーソ」の方は比較的やさしい曲なので、譜読みは完了した。

指使いがまったく書いてない楽譜を使っているので、右手のメロディー部分の指づかいを決めるのに少し手間取ったが、とりあえず終わった。

練習しているうちに変わることもあるかも知れないが、それはいつものこと…。


で、まずは1ページ目(全部で3ページ)の練習を始めた。最初の感触としては…

・こういう歌うようなメロディーはやはり苦手かも…
・またしても装飾音符(トリル)で引っかかりそう…
・右手の伴奏(和音)を静かな音で弾くのが難しい…
・右手のベース音がとぶところが要注意…

…といった感じで、まぁ以前からの課題がけっこう入っている、ということ。

曲の難易度はそれほど高くはないと思うが、それでも仕上げるにはこういう課題をクリアする必要がある。そういう練習曲だと思って取り組もうを思っている。

きれいな曲なので、きれいに仕上げたいと思ってはいるのだが…。


さて、一方のラヴェル(メヌエット)。こちらの方は、一応「通し」で弾けるようにすることを目標に頑張っているつもりなのだが…。進捗はあまり芳しくない。

いくつかの「引っかかり」ポイントの部分練習もやっているが、どうも目に見える進歩が感じられない。少しやり方を工夫する必要があるのか、我慢の繰り返し練習か?


一番手ごわいのが、もちろんこの「難所」(↓)。



前回の「近況」で書いた「克服のヒント」、和音の位置決めに「3の指(中指)」を先導役として使うことで、少しは確度が上がったとは思うのだが…。

まぁ、今のところこれ以上の工夫は思いつかないので、こちらはひたすら我慢の反復練習ということになりそうだ。


しかし、気がつくと、12月ももう半ばに差しかかっている。3週間弱でどこまで弾けるようになるのか、一抹の(それ以上の…?)不安がある。

でも、ここは楽天家の考え方を採用して「まだ3週間近くある」と思って、日々精進?するしかない。いい新年の前にいい年末を迎えたいものだ ♪



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