2016年9月12日月曜日

近況:四苦八苦十六苦のハイドンのソナタ…

ハイドンのピアノソナタ(Hob.XVI:34)の第1楽章、1カ月くらいのつもりで始めたので、あと1週間しかない。…が状況は、自分でもがっかりするほど悲惨である…(. .)。

…気を取り直して、すこし状況整理をしてみることにする。


まず、前回も書いたが、なぜか「暗譜」がおぼつかない。たぶん70%くらいは覚えているのだが、いまだに楽譜を見ないと弾けないところが数箇所ある。覚えているつもりでも、思い出すのが弾くスピードに追いつかないところも…。

もしかして、歳のせい?…なんて思いたくないのだが、たとえば医者に相談したら「加齢による記憶力減退」などと診断されかねない…。

まぁ、やり方はいろいろ考えたので、あとは頑張るしかない。


それから、初めから想定はしていたのだが、第2主題の「難所」(↓)が、なかなかスムーズに弾けないのと、これも「暗譜」ができない。とくに後半の指がもつれる部分。




ここは、いま集中的に練習しているつもりなのだが、なかなか進歩していく感覚がない。ちょっと焦り始めている。

ちなみに、テンポはかなり控えめ(遅い…ということ)で練習している。ここも忍耐?かな…。


それから、この曲の課題としてあげていたスピード、"Presto" というテンポであるが、先週からメトロノームを使い始めてから、ちょっと愕然としている。

一応、目標としては、お手本(YouTube)の中で、比較的遅かった「♩.=85」(♪=255)にできるだけ近いところを想定していた。で「当面」の練習ではその約60%の「♩.=50」(♪=150)とすることにした。

…のだが、実際にメトロノームを使ってみると「♪=130」、つまり約半分のテンポがやっとだったのだ…!


難所の第2主題が、どうしてもこれ以上の速さでは弾けない。他の部分はもう少しテンポを上げられるのだが…。

この結果にはかなり落胆してしまった。暗譜の状況や、弾けない度合いの状態を考えると、最後まで半分のテンポで練習するしかないかもしれない…😢…。


この前の2曲(ブラームスとラフマニノフ)が予想外に順調だったので、少し「天狗」になりかけていたが、やはりこういう基本パターン満載の曲は、基礎のなさが露呈してしまうということかも知れない。

今回は、最初から最後まで「泣き」の近況報告となってしまったが、とりあえず予定していた1カ月は頑張ってみようと思う。1週間後には、もう少しいいご報告ができるといいのだが…。



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