2016年5月9日月曜日

近況:シューマン「森の情景」難所だらけ?(グチ…)

シューマン「森の情景」から2曲、「3. 孤独な花」と「6. 宿屋」を練習中であるが、状況ははなはだ芳しくない。しかも、理由がよくわからない。スランプか…?

ということで、今日は近況報告というよりはグチになりそう…。


前回の「近況報告」で、なかなか暗譜できない、という悩みを書いた。そして1週間がんばったはずなのに、未だに暗譜できていない。

そして、引っかかる場所はたくさんあるものの難所らしきところは見当たらない、などと豪語?してしまった。…のだが、最近の状況からすれば「難所だらけ」の曲に見えてきた…。

これは何だ!??どういう状況なんだろう??…珍しく(もないか…)ピアノの練習で途方に暮れている…Fwwoo(ため息〜)。


ここで簡単にめげないのが年の功?何か手があるはずだ…。とりあえずこの1週間の四苦八苦を振り返ってみる。

まず、いろんなことを一度にやるのは無理なので、いくつかのことを当面忘れることにした。その一つがペダル。

使っている楽譜(春秋社)には、けっこう厳密にペダル記号が書き込んである(↓:井口基成先生の指示ですね…)。ところが、これを守って弾くとそれぞれの小節ごとにブチブチと切れてしまう。



たんにヘタなだけなのだが…、そうなると練習していて面白くない。まったく曲として聴こえないので、気分がよくないのだ。

「ピアノの練習とはそういうものでしょ…」という声も聞こえてきそうだが、自分の楽しみとしてやっているピアノなので、練習を「苦行」にしたくないのだ。


というわけで、ペダルの練習は後回しにして忘れることにした。といっても、使わないというのではない。踏みたいように踏む、どちらかというと多めに踏んで音をつないで、ヘタに弾いても少しは曲に聴こえるようにしたわけだ。

まずは手のほうがちゃんと弾けて、曲を覚えなくては…、ということである。足(ペダル)は「どうぞご勝手に」状態。


それで「手」のほうが上達したかというと…、実はそれほど進歩がない。

今度はたぶん「スタカート」問題、主に左手の…。もともと、ショパンのワルツなどの左手伴奏が苦手である。この曲(上の楽譜)は「ズンチャッ」と2拍なのでワルツよりはラクなはず?だが…。

音が離れていて、弾むように軽くスタカートで…というのができない、苦手パターンなのである。

なので、これも当面は忘れることにした。いちおうスタカート、だけど少し甘くなっても(スタカートのキレが悪くなっても)いいか、という感じで…。

で、まずは音符通りに弾けるように、指を慣らして、7〜8割でもいいので「暗譜」することに集中してる(はずだ)。


ところが、それでも進歩しているという実感がほとんどない。これは由々しき問題だ。これ以上何を端折る(はしょる:省略する→こんな漢字だったのか…)のか? 弾けない音符を端折る? まさか…。

もしかすると、この曲は私にとっての「難曲」なのかも…。世間(ピアノ学習界?)的な基準で言えば、難易度は「28段階の15」かもしれないが、私個人の実力(のバラツキ・偏り)から見ると、「難所」盛りだくさんの曲だったのかもしれない。

でも、せっかくシューマンが少し好きになりかけているので、ここであきらめる訳には行かない! とりあえずは、現状のやり方(ペダルとスタカートは「お預け」にした状態)で、もう少しもがいてみるか…。


一句できた!

分け入っても 分け入っても 暗い森 …(^^;)…



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