これまでも、自分の iPad(初代:9.7インチ)を、選曲のときに何度か使っているが、やはりこの大きさはいい ♪
譜めくりも、画面の端にタッチするだけでかなり素早く切り変わる。右端タッチで次のページ、左端タッチで前のページにとぶ。全体の目次になるような表示も出るので、目的のページにも素早く行ける。
紙の楽譜と並べてみた(↓)。こうやってみると、ほとんど同じような大きさであることが分かる。
今回ダウンロードしたものは、たぶん紙の楽譜をスキャンしたものなので、あまり画質はよくない。幅も少しせまくなっている。iPad用にきれいに作ったものであれば、さらに紙の楽譜に近くなるだろう。
それにしても、ずいぶん前からこれに類した試みや商品やアプリは出ているものの、今のところあまり普及していないようだ…。
電子ピアノでは、ローランドが、タブレットを組み込んだこんな(↓)機種を出している。
このブログで少し前に紹介した、"The ONE スマートピアノ" もそんなに話題にはなっていないように思う。
プロのピアニストも使い始めてはいるが、もちろん主流ではない。そもそもプロは暗譜、というのが大勢を占めているのだから…。
ねもねもさんのブログ「キット・アームストロングがピアノに置く楽譜はMacBook Pro」(2015年11月)では、ピアノの上にMacBookを置いて演奏するキットくんの写真が紹介されていた。
個人的には、iPad のような汎用のタブレットに、無料〜安価で現代作曲家も含む作品の楽譜が簡単にダウンロードできるようになるといいと、ずっと思っている。
あまり有名でない作曲家や作品を試しに弾いてみたいと思っても、なかなか簡単にはいかない。楽譜を探して、場合によってはそれなりの金額を払って買って、それでつまらない曲だったら…。
とくに、現代作曲家の楽譜を入手するのは大変だ。入手できたとしても高額な場合が多い。著作権問題・流通問題をうまく解決してくれる人・企業が現れないものか…。
現代曲の演奏機会(プロのリサイタルとか…)が極端に少ないのも、もしかしたらこういう「楽譜問題」も関係しているのかもしれない。
それにしても、iPad Pro の大きいの、自分でも買いたいけど、ちょっと高いな〜(^^;)〜。
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