2014年8月25日月曜日

あと1週間、最後の追い込みと次の曲のこと(近況)

 さて、今月最後の1週間が始まる。予定としては、ベルガマスク組曲のプレリュードを(自分なりのレベルで)仕上げて、来週からは次の選曲に移ることになっている。


「プレリュード」の方は、いくつもの難所を少しずつクリアしながら、あと一息というところまで来ている。最後の難所は下図の赤枠で囲んだところ(とその前後)。



左は指が届かないのでアルペジオにせざるを得ないのだが、音を外すことが多いのと、右手とのタイミングがなかなか合わない。まぁ、「予測」というか、つねに次の音を意識しているのが必要だというのは分かっているのだが…。繰り返し練習あるのみ、である。

ここがそれなりにクリアできれば、何とか弾けるレベルにはなるかもしれない。あとは、止まらずに通して弾けるかという課題と、最後の1ページほどの盛り上げ方の問題である。最後の和音がなかなか気持ちよく決まらないのだ。

…と、最後まで苦労の連続ではあるが、始めたころに比べるとかなり気持ちよく弾けるようにはなってきた。(あくまで「自己満足」のレベルですが…)あと1週間、弾き込みたいと思う。


ところで、一昨日の記事(《次の選曲の悩み:たまには基礎練習に励んでみるか?》)で書いたように、次の曲の方向性がまだ決まっていない。

選曲に時間がかかりそうなので、昨日から下調べを始めた。とりあえず、近現代でいい曲がないかとみてみたのだが、私の弾けそうな範囲ではなかなか難しそうだ。


ラヴェルは、「亡き王女のためのパヴァーヌ」に気持ちが向かなければ、他の曲はたぶん無理。ラフマニノフはピアノ協奏曲は好きなのだが、独奏曲はこれといったものが見つかっていない。プロコフィエフも、鑑賞する曲としては「戦争ソナタ」などは好きなのだが、自分が弾けそうな曲はなさそうだ。

スクリャービンの「前奏曲集」から何曲か選ぼうかとも思ったが、何度も聴いていると少し飽きそうな気もしてきた。というより、気持ちよく弾けそうな曲が少ない。

他の曲もいくつか聴いてみたが、スクリャービンはやはり基本的に暗い感じがする。やはり1ヵ月ほど付き合う曲は、楽しめる曲でないとダメだと思う。


ということで、近現代、とくにドビュッシーより現代に近い方向は早々とあきらめて、ロマン派あたりの下調べをしてみようかと考えている。

ま、その前に「プレリュード」を少しでもうまく弾けるようにするほうが先なのだが…。



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