2014年8月1日金曜日

近況「ベルガマスク:プレリュード」難所につぐ難所!

7月21日からなので、「ベルガマスク:プレリュード」の練習を始めて10日ほどがたつ。まあ、それなりに順調というか、ブロック単位に練習するやり方で3ブロック目(全体を6ブロックに分割)に入ったばかりである。といっても、2ブロック目までが問題なく弾けているわけではない。繰り返し練習の手前くらいである。


前から順番に練習していると、曲の後半のことも気になってくるので、昨日はちょっと4ブロック目以降も弾いてみた。弾いてみて、ちょっと愕然としたのが、後半に出てくる「難所」の多さである。

最初にざっと譜読みしたときは、難しそうだけど何とかなるのでは、と思っていた箇所も、真面目に弾こうとするとかなり指がしんどいのだ。

とくに次の箇所は、小節をまたぐところの右手が弾けない。3の指でシの音を押さえたまま4・5の指がド#・ミからド・レ#に移行するのだ。指がこわばってドの音が出ない!メロディーにならない!ここは、左手を交差して弾く音が素敵で、好きな箇所なのだが…。



そのすぐあとの次の箇所も、ちょっと見には弾けそうなのだが、音符どおりに鍵盤を押えようと思うと右手がけっこう大変である。こちらの方は、最終的にはペダルでごまかす手はありそうだが…。(ウラ拍で4分音符は離してしまう→あまりやりたくはない)



これ以外にも、左手の和音で届かないところ(10度)がたくさん出てくる。これを速いアルペジオで弾こうとすると、右手のタイミングとなかなかうまく合わない。これもけっこうな「難所」である。

昨夜、サンソン・フランソワのCDで、どう弾いているのかくりかえし聴いてみたが、ルバートがすごくてあまり参考にはならなかった。


…というわけで、《近況「ベルガマスク:プレリュード」練習順番すこし修正》で書いたように、最後まで残りそうな2つの「難所」を前もって練習することをやっているのだが、少なくとも2つほど追加する必要がありそうだ。

また、届かない左手の和音もこの曲の大きな課題・ポイントになりそうだ。8月に入って暑い日が続く中で、集中力がどこまで持つのか、というのも問題かもしれない。エアコンに弱いのであまり冷房を強くしたくないのだ。今月中に仕上げたいとは思っているのだが、さて…。



【関連記事】
《近況「ベルガマスク:プレリュード」練習順番すこし修正》

《今日から新曲:ドビュッシー『ベルガマスク組曲』より「プレリュード」》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: