1冊目は『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
2018年1月25日木曜日
7分で読めるピアノの本(5):シャンドールと井上直幸のピアノ教本
「7分で読める…」シリーズ(注)第5弾は、ピアノ教本の中でとても優れていると思っている2冊をご紹介する。シャンドールと井上直幸。
1冊目は『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
。この本は、「感情は動作によって表現される」という考え方のもとに超一流のピアニスト(ジョルジ・シャンドール)によって「『ピアノを弾く動作』についての極めて具体的な知見」が書かれた本である。
1冊目は『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
2015年2月24日火曜日
ピアノの基本動作練習:回転(シャンドール ピアノ教本)
今年はピアノの基本技術の上達を意識しようと考えている。少し前に読み終えた『シャンドール ピアノ教本』が良さそうなので、その内容を少しずつ実践しようと思う。
2015年2月5日木曜日
シャンドール ピアノ教本11:記事リスト+訳者あとがき
『シャンドール ピアノ教本:身体・音・表現』 読書メモ
(ジョルジ・シャンドール 著、岡田 暁生 監訳、春秋社、2005/2/1)
小さい頃から「ピアノを弾くには苦しい練習に耐えて、指を強くしなくてはいけない」という強迫観念にかられながら日々楽器に向かってきた学習者は、ややもすると「ラクをする」ことに対して罪悪感を抱きがちである。
だがシャンドールは、「指の筋肉」とやらを強くしようとして、ますます身体をこわばらせ、そしてますます音が鳴らなくなるという悪循環に対して、くどいくらいに警告を発する。(「訳者あとがき」から)
(ジョルジ・シャンドール 著、岡田 暁生 監訳、春秋社、2005/2/1)
だがシャンドールは、「指の筋肉」とやらを強くしようとして、ますます身体をこわばらせ、そしてますます音が鳴らなくなるという悪循環に対して、くどいくらいに警告を発する。(「訳者あとがき」から)
2015年2月4日水曜日
シャンドール ピアノ教本10:音楽の句読法
音楽の句読法を考える上で重要なのは、音楽の中には重要な音とそうでない音があること、ピアノの音はすぐに減衰してしまうという楽器の本性をよく理解しておくことである。
装飾的な音は控えめな音量で弾くことが基本であるが、アッポジャトゥーラ(前打音)や不協和のグレース・ノートは強調されねばならず、音楽にスパイスを添える。重い拍に注意を向けさせ、非和声音を効果的に扱うことを我々は覚えなければならない。
装飾的な音は控えめな音量で弾くことが基本であるが、アッポジャトゥーラ(前打音)や不協和のグレース・ノートは強調されねばならず、音楽にスパイスを添える。重い拍に注意を向けさせ、非和声音を効果的に扱うことを我々は覚えなければならない。
2015年2月3日火曜日
シャンドール ピアノ教本9:歌う音、練習、暗譜
ピアノで「歌う音」とはよく通る響きであって、それは指を含むすべての関節を弾力的にすることで得られる。
練習の効果は、いかに意識して集中するかによって大きく変わる。繰り返す動作が常に同じであることが非常に重要である。ある技術パターンを身につけたなら、それを直ちに実際の作品の中で用いる方が生産的である。膨大な数の偉大なピアノ曲には、恐ろしく多くの学ぶべきことが含まれているのだから。
暗譜は、その曲が身についてから専念すること。
練習の効果は、いかに意識して集中するかによって大きく変わる。繰り返す動作が常に同じであることが非常に重要である。ある技術パターンを身につけたなら、それを直ちに実際の作品の中で用いる方が生産的である。膨大な数の偉大なピアノ曲には、恐ろしく多くの学ぶべきことが含まれているのだから。
暗譜は、その曲が身についてから専念すること。
2015年2月2日月曜日
シャンドール ピアノ教本8:基本動作の応用、指の独立、ペダル
五つの基本動作については、いったん技術を習得してしまえば、もう練習する必要はない。新しい曲を練習する時には、譜読みの最初の段階で楽譜の各部分に基本動作を当てはめていくこと。
基本動作においては、コーディネートやシンクロナイズなど「相互作用」を重視してきた。が、指の独立は非常に重要なものである。問題はそれをどうやって達成するかである。指の独立・強化のための練習の中には、有害なものもあるので注意が必要である。
ペダルは響きが悪くない時には常に使ってよい。
基本動作においては、コーディネートやシンクロナイズなど「相互作用」を重視してきた。が、指の独立は非常に重要なものである。問題はそれをどうやって達成するかである。指の独立・強化のための練習の中には、有害なものもあるので注意が必要である。
ペダルは響きが悪くない時には常に使ってよい。
2015年2月1日日曜日
シャンドール ピアノ教本7:基本動作⑤突き+基本動作のまとめ
5つ目の動作は「突き」。突きは、筋肉の能動的な力だけによって行われるものであり、重力も重みも用いられない。指を鍵盤に正しく置いた状態で、最も強い胴体と腕の筋肉のいくつかを突然同時に収縮させることで、鍵盤を押し下げる。指は鍵盤と絶えず接触している。
これまでに述べた五つの基本パターンを個別に、あるいは組み合わせて用いれば、大半のピアノ演奏における技術上の問題を解決できる。なお、指は絶えず活動的でなければならないが、手首がフリーズしないよう常に注意すること。
これまでに述べた五つの基本パターンを個別に、あるいは組み合わせて用いれば、大半のピアノ演奏における技術上の問題を解決できる。なお、指は絶えず活動的でなければならないが、手首がフリーズしないよう常に注意すること。
2015年1月31日土曜日
シャンドール ピアノ教本6:基本動作④スタッカート
4つ目の動作は「スタッカート」。ピアノ演奏の最大の見ものの一つがオクターヴのパッセージであるが、技術的には通常のスタッカートと同じものである。
スタッカートは、基本的には「投げ」の動作である。腕と手首と手と指を同時に総動員する必要があるが、最小のエネルギーで最大の効果を得るためには、コーディネートと反射神経が重要。持ち上げるときは、リバウンドも利用しながら腕全体同時に行われる。各部位の組み合わせ方(ブレンド割合)により様々なスタッカートが可能となる。
スタッカートは、基本的には「投げ」の動作である。腕と手首と手と指を同時に総動員する必要があるが、最小のエネルギーで最大の効果を得るためには、コーディネートと反射神経が重要。持ち上げるときは、リバウンドも利用しながら腕全体同時に行われる。各部位の組み合わせ方(ブレンド割合)により様々なスタッカートが可能となる。
2015年1月30日金曜日
シャンドール ピアノ教本5:基本動作③回転
3つ目の動作は「回転」。回転は、音がジグザグに進行し、交互に上行あるいは下行する際に、常時用いられる。指に力とスピードを加える効果的な方法である。
上腕は、前腕を適切なポジションに持っていくためにわずかに持ち上げる。前腕は、回転を行う指と指の、ちょうど間に来るようにする。能動的に動くのは、この前腕と指だけであり、他の部位に力みがあってはならない。
とくに手首でねじるような動作は厳禁。6〜7度を超える場合は、前腕の運動に水平移動が加わることになる。
上腕は、前腕を適切なポジションに持っていくためにわずかに持ち上げる。前腕は、回転を行う指と指の、ちょうど間に来るようにする。能動的に動くのは、この前腕と指だけであり、他の部位に力みがあってはならない。
とくに手首でねじるような動作は厳禁。6〜7度を超える場合は、前腕の運動に水平移動が加わることになる。
2015年1月29日木曜日
シャンドール ピアノ教本4:基本動作②五指運動と音階と分散和音
2つ目の動作は「五指運動と音階と分散和音」。ここで重要なのは、それぞれの指がもっとも自由に「投げ」の動作を行えるポジションに、腕(前腕・上腕)の位置を左右・上下に調整することである。前腕の筋肉と打鍵する指が常に一直線になるように。
またレガートの場合は、フレーズの初めで手首の位置をやや低めにして、終わりに向けて徐々にあげていく。こうすることにより、前の音のダンパーによる消音が柔らかく自然になる。
またレガートの場合は、フレーズの初めで手首の位置をやや低めにして、終わりに向けて徐々にあげていく。こうすることにより、前の音のダンパーによる消音が柔らかく自然になる。
2015年1月27日火曜日
シャンドール ピアノ教本3:基本動作①自由落下
第2部では「五つの基本動作」の詳細と練習の方法が明らかにされる。さらに、それぞれの基本動作を、実際の曲にどのように適用するかが、豊富な譜例で示される。
一つ目の動作は「自由落下」である。最小の力で大きな音量を得る方法が示される。これは、重力と筋力の使い方、および指・手・前腕・上腕のコーディネートを理解するための基本にもなっている。また、本来あるべき「脱力」のあり方が示される。
一つ目の動作は「自由落下」である。最小の力で大きな音量を得る方法が示される。これは、重力と筋力の使い方、および指・手・前腕・上腕のコーディネートを理解するための基本にもなっている。また、本来あるべき「脱力」のあり方が示される。
2015年1月26日月曜日
シャンドール ピアノ教本2:筋肉を鍛えるな、コーディネートせよ
演奏技術とはピアノの特性に合わせて諸動作をコーディネートすること。筋肉を鍛える必要はなく、その組み合わせ方が重要である。
大事なのは「正しいポジション」を探すこと。なかでも、打鍵する指と上腕を一直線にすること。また、重力と筋力のエネルギーを指先に伝える感覚を意識すること。
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『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
読書メモ
ジョルジ シャンドール 著、岡田 暁生 監訳(春秋社、2005/2/1)
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第1部 ピアノ技術における基本要素
大事なのは「正しいポジション」を探すこと。なかでも、打鍵する指と上腕を一直線にすること。また、重力と筋力のエネルギーを指先に伝える感覚を意識すること。
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『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
ジョルジ シャンドール 著、岡田 暁生 監訳(春秋社、2005/2/1)
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第1部 ピアノ技術における基本要素
2015年1月25日日曜日
シャンドール ピアノ教本1:トータルな音楽書
超一流のピアニストによる「ピアノを弾く動作」に関する具体的な知見を網羅した本である。また、長く途絶えていた「トータルな音楽書」として、表現・理論・美学などに関する深い造詣も示されている。近代ピアノ奏法については第2部の「5つの基本動作」は必見。
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『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
読書メモ
ジョルジ シャンドール 著、岡田 暁生 監訳(春秋社、2005/2/1)
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『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
ジョルジ シャンドール 著、岡田 暁生 監訳(春秋社、2005/2/1)
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「訳者あとがき」から
「訳者あとがき」から
2015年1月23日金曜日
間違いだらけのピアノ練習法?
《My Piano Life 2015年の目標》に書いたように、今年は「上達」を明確に目指してみようと思っている。
上達のヒントでも探すつもりで、久しぶりに「教本」と名のつく本を読んでいる。『シャンドール ピアノ教本: 身体・音・表現』(ジョルジ・シャンドール 著、岡田 暁生 監訳、春秋社、2005/2/1)という本だ。
ところが、ざっと目と通してみた限りでは、かなりショッキングなことが書いてある。これまで、自分自身がやってきたことがかなり否定されている!のだ。
上達のヒントでも探すつもりで、久しぶりに「教本」と名のつく本を読んでいる。『シャンドール ピアノ教本: 身体・音・表現』(ジョルジ・シャンドール 著、岡田 暁生 監訳、春秋社、2005/2/1)という本だ。
ところが、ざっと目と通してみた限りでは、かなりショッキングなことが書いてある。これまで、自分自身がやってきたことがかなり否定されている!のだ。
2015年1月21日水曜日
本「シャンドール ピアノ教本」
『シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現』
ジョルジ シャンドール 著、岡田 暁生 監訳(春秋社、2005/2/1)
「指を鍛え、独立させる」従来の練習法は本当に有効か? 指先から身体全体の動きを効率的にコーディネートする「5つの基本動作」を軸に、現代ピアノの基礎技術から演奏美学までを網羅した画期的教本。


ジョルジ シャンドール 著、岡田 暁生 監訳(春秋社、2005/2/1)
「指を鍛え、独立させる」従来の練習法は本当に有効か? 指先から身体全体の動きを効率的にコーディネートする「5つの基本動作」を軸に、現代ピアノの基礎技術から演奏美学までを網羅した画期的教本。
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