✏️ダニエレ・ポリーニ・デビュー~ショパン、スクリャービン、シュトックハウゼン:ピアノ作品集
ポリーニの息子がこんなに立派になっていたとは知らなかった。…で、興味を引かれたのはむしろ「親子共演」という部分(↓)。
「2018年2月に発売された父マウリツィオ・ポリーニのドビュッシー・アルバムにおいて、ピアノ・デュオ作品「白と黒で」で親子共演を果たしたダニエレ・ポリーニ(1978~)…」
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父ポリーニが「1998年収録の前奏曲集第1巻以来、20年ぶりのドビュッシー」という前奏曲集第2巻の CD を2月に出していて(↓)、そこに収められた「白と黒で」が息子のダニエレ・ポリーニとのデュオということだ。
✏️ドビュッシーの独創性と革新性を明晰に炙り出すポリーニの卓越したピアニズム
ドビュッシー:前奏曲集第2巻、白と黒で
YouTube に短い "Teaser" があった(↓)。
♪ Maurizio Pollini - Debussy Préludes II - Quotes (Teaser)
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で、ダニエレ・ポリーニのピアノを聴きたいと思って、YouTube と NAXOS を探したのだが、残念ながら見つからなかった。デビュー CD が発売される 5月10日以降には少しは聴けるようになるかもしれない…。
そのかわり、面白い動画を見つけた。ダニエレ・ポリーニの指揮、マウリツィオ・ポリーニのピアノという、ベートーヴェンのコンチェルト「皇帝」(↓)だ。
♪ Beethoven: Piano Concerto nº 5 "Emperor" Op. 73 - Daniele & Maurizio Pollini - Sinfónica de Galicia
聴いてみると、これがなかなかいい。父ポリーニのピアノはちょっと怪しいところもあるが、全体としてはじつに堂々とした「皇帝」。この演奏気に入った ♪
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最初にご紹介した記事には、
「ダニエレは1997年にイタリア、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでピアニストとしてデビュー…」
「2002年にはラヴェンナ音楽祭でRAI国立交響楽団を振ってベートーヴェンの交響曲第6番と第7番を演奏し、指揮者デビューを果たしています。また、しばしば指揮者として父と共演しピアノ協奏曲を演奏しています」
…と書いてある。そうだったんだ…(^^)♪
ところで、「ダニエレ」という名前、「ダニエル」・バレンボイムにあやかったのかな? …そんなわけないか…(^^;)。
4 件のコメント:
youtubeの動画の中に、このダニエルがガリシア交響楽団を指揮したベートーヴェンの七番があります。素晴らしいです。溌剌としています。
コメント、ありがとうございます ♪
ありました、ベートーヴェンの7番。なるほど、ダニエル(ダニエレ)・ポリーニ、指揮者として結構がんばっているんですね。2002年指揮者デビューということは、もうベテランですね…。
YouTube で「皇帝」を見つけて聞きました。紹介のクリップにDaniel~とあったので、バレンボイムかな、と思ったら、指揮者がダニエレ ポリーニ?ではピアニストはマウリツィオ ポリーニ?!でした。ポリーニにこんな立派な息子がいたんですね。パパポリーニの演奏は堂々としたものであり、全体としてほのかな親密感が漂う、暖かい気持ちになる演奏でした。
コメント、ありがとうございます。
ダニエレ・ポリーニ、最近聴いてませんでしだが、コメント戴いて思い出しました…(^^;)。
調べてみると、ピアニストとしてもかなり活躍しているようですね。最新のCDだと思うのですが、シューマン、ブラームス、シェーンベルクというなかなかの内容です。YouTubeで全曲聴けるようです ♪
→ https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lLThKo7uA8lGcNe6GZxc4uDYpWEf2M0-w
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