2018年5月30日水曜日

エマニュエル・スヴィエルチ(Emmanuelle Swiercz)…?

今年の来日ピアニストの中から、新しいお気に入りピアニストの探索をボチボチとやっている(↓)が、中には聴いた途端「好みじゃない…」と思う人もいる。

《2018年来日ピアニストのチェック(続)》

このエマニュエル・スヴィエルチ(Emmanuelle Swiercz)というピアニストも、残念ながらそういう人のひとりだった。そういう場合は記事を書くのをやめようかとも思ったが、自分自身の記録(備忘)のためにも一応書くことにした。




今回「ジャコバン国際ピアノ音楽祭 2018 in 東京」「ピアノ・プロムナード かまくら 2018」で呼ばれているようで、このサイトに簡単なプロフィールが出ている。

そこでは、エマニュエル・スヴィエルチ(Emmanuelle Swiercz、1978〜)は「フランス新世代を代表する女流ピアニスト」と紹介されている。

英語・仏語の公式サイトもある。


YouTube でショパンのノクターンを聴いてみた。なんだかもったり?していて面白くない。解説や語りの入った動画が多くて、まとまって聴ける音源は少ない。

 Nocturne n°13 de Frédéric Chopin par Emmanuelle Swiercz I Le live de la matinale

 Emmanuelle Swiercz - Chopin : Nocturne opus 27 n°1


CD はショパン以外にラフマニノフ、シューマン、リストを出しているようだが、NAXOS にあったのはショパンの2枚だけ。ノクターン集とワルツ集(↓)。

"Chopin: Nocturnes"




一応ざっと聴いてみたが、印象・感想はあまり変わらず。

私の好みと合わないところは、リズム感とフレーズ感。細かいテンポの揺れやフレーズの山谷のちょっとしたズレが気になる。あと、フォルテがときどき乱暴に聴こえる。

それと全体的に、遅い曲(主にノクターン)はややもったり感があり、速い曲(主にワルツ)の方は弾きとばしている感がある。

まぁ、いずれにしても私のお気に入り候補には入らず…ということで残念…(^^;)。


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