2018年5月7日月曜日

ウカシュ・ヴォンドラチェック(Lukáš Vondráček)私は合わない…

今年の来日ピアニストの中で知らないピアニストの音源を順番に聴いている。
《2018年来日ピアニストのチェック(続)》

これまでに聴いたのは13人ほど。アンナ・ヴィニツカヤマルティーノ・ティリモアンドレ・ラプラントガブリエラ・モンテーロなど何人かのお気に入り候補も見つけた。

で、今回聴いたウカシュ・ヴォンドラチェック(Lukáš Vondráček)は、14人目にして初めて「このピアニストは好みではない」「私には合わない」と自信を持って?言えるピアニストだ。それだけ個性的と言えるのかも知れないが…。





ウカシュ(ルカシュ)・ヴォンドラチェックは1986年生まれのチェコのピアニスト。2016年のエリザベート王妃国際コンクールで優勝したが、それ以前からプロとして活躍していたらしい。今回が日本での初リサイタルとなる。


YouTube を探したら "Piano Recital 2017" というちょうどいい音源があったのでさっそく聴いてみた。インタビュー等を挟みながらの長い(1時間半)動画なので曲だけ聴いた。

 Lukáš Vondráček - Piano Recital 2017

プログラムはこんな感じ(↓)。

Vítězslav Novák: Vzpomínky
Bedřich Smetana: Czech Dances - selection (Furiant, Cibulička, Hulán)
Fryderyk Chopin: Scherzo No.1 in B minor, op. 20
Johannes Brahms: Piano Sonata No. 3 in f minor, op. 5
Wolfgang Amadeus Mozart: Piano Sonata No. 10 in C major, K. 330, 1st movement


最初の曲は、作曲家も曲名も初めて聞くもの。ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(チェコ、1870-1949)の「思い出」という曲らしい。

静かな出だしで音がいいので期待したが、少し聴いていると何だか違和感がある。歌い方が今ひとつピンとこない。ちょっとぎこちない?ような気もする。

スメタナのチェコの舞曲も初めて聴く曲だ。まぁまぁかな?という印象。

ところが、ショパンのスケルツォで仰天した。出だしからとても個性的?いくら耳タコのショパンだからといって、ここまでやるのか!?という感じ。

「これは違うだろ〜」という「個人の感想」をもって途中で聴くのをやめた…。

で、最近アンドレ・ラプラントの演奏で「なかなかいい曲」として再認識したブラームスのピアノソナタ3番。これも残念な結果…。いま譜読みをしている第2楽章まで我慢して?聴いたが、どうも納得できない。

モーツァルトの K.330 は、私の感性がまったく受け付けない。すぐに止めた。


念のために、別の音源を聴いてみた。ラフマニノフの「コレルリの主題による変奏曲」。Klangraum Waidhofen 音楽祭(2012年)での演奏。

 Lukáš Vondráček - Rachmaninov | Klangraum Waidhofen

上のリサイタルほどではないが、やはり私の感性と合わない何かがある。部分的にはいいなぁと思う箇所もなくはないが、リズムの取り方とか節回しのような部分に違和感があって、どうもついていけない。


ピアノの音色は悪くないと思うし、当然ながら、下手とも思わないのだが、とにかく合わない…。とても変な感じだ。こういう感覚は初めてかも知れない。

逆に、この人の個性・感性が合って「とてもいい♪」と感じる人ももちろんおられるのだろうとは思う。


…ということで、私としてはこれ以上追う気はないので、今回はこれ位で…(^^;)


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