やっと、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭とマントン音楽祭というのがセットになった、KAJIMOTO(音楽事務所)プロデュースのツアーを見つけた!と思ったら去年のものだった…(^^;)。
ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭(フランス)は、今年は7月22日〜8月17日に開催されるが、そのツアーはまだ見当たらない。
ちなみに、去年のKAJIMOTOのツアーは3月28日に発表されている。ただし、898,000円〜とちょっと手が出そうもない。
ピアノ関係のツアーはあまりなさそうなので、ピアノの音楽祭の方から当たってみることにした。
まずは、スイスのルツェルン音楽祭。この音楽祭は春(イースター)、夏、秋の3回開かれていて、秋が "Piano Festival" となっている。今年は、11月19日〜11月27日。
プログラムを見ると、グリゴリー・ソコロフ、イゴール・レヴィット、キット・アームストロング、マレイ・ペライアなどのピアニストが並んでいる。室内楽ではマリア・ジョアン・ピリス、ラルス・フォークトの名前も。なかなか魅力的な内容である。
次に見つけたのが、マンッタ音楽祭(フィンランド、MÄNTTÄ)というもの。初めて聞く名前だ。8月3日〜8月7日の開催。
出演アーティストを見ても、ほとんど知らない。エリザーベト・レオンスカヤという名前はなんとなく聞いた気もするが…。
ふと、ショパンコンクールのときに見つけた「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」というのを思い出した。ので、今年のプログラムを探してみた。それがこれ→ "Chopin and His Europe" の2016年のプログラム。8月15日〜8月30日。
知っているピアニストを探してみる。ユリアンナ・アヴデーエヴァ、ケイト・リュウ(♪)、ネルソン・ゲルナー、ティル・フェルナー、ガリーナ・チスチャコーヴァ、トニー・ヤン、…。
そうか!去年のショパンコンクールの入賞者が出るのか。チョ・ソンジン、アムラン、エリック・ルー、シシュキン、全員いる。入賞者以外も、オソキンスとか小林愛実とか…。ケイト・リュウとかアムランが聴けるんだったら行ってもいいかな…♪
そういえば、ねもねも舎のブログで紹介していた「マイアミ・ピアノ・フェスティバル」「シンガポール・ピアノ・フェスティバル」というのもあった。でも、音楽祭もピアノがメインというのは少ない…。
いろいろ探しているうちに、エリザベート王妃国際音楽コンクール鑑賞ツアーというものに遭遇した。
去年、5つのコンクールをネットで堪能して、すっかり終わった?気分になっていたが、今年もピアノコンクールはあるんだ…。
エリザベート王妃国際音楽コンクール自体は、5月2日から6月9日まで1カ月以上ある。その期間中、1次ラウンド、セミファイナル、ファイナルの3つの7泊9日のツアーコースが設定してある。
でも、旅程表をみると結構きついかも。たとえば「ファイナル鑑賞コース」の場合、初日と最終日に少しだけ市内・近郊観光があるものの、それ以外は毎日「ホテルにて朝食→自由行動→20:00〜ファイナル鑑賞」となっている。
ブリュッセル(ベルギー)に7泊して、丸5日間の自由行動時間を有効活用できる自信はまったくない。6夜連続のコンクール鑑賞も、さすがに疲れそうだ。
一度は、生で聴いてみたいとは思うものの、ネットで好きな時に好きなピアニストの演奏を聴く方が、このツアーよりはよさそうだ。
ちなみに、これを主催している東京国際ツアーズというのは、マスタークラスとか演奏旅行とか留学サポートとかもやっている。グレゴリー・ソコロフ、アンドラーシュ・シフ、エフゲニー・キ-シンのレッスンを受けられる(凄い!)「フライブルク ピアノマスタークラス」というのを募集中だ。よろしければどうぞ…(^^;)。
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