■ バッハ 平均律 第1巻 第9番
昨日の記事《【ピアノ練習】バッハのプレリュード弾けた!「暗譜」と「脱力」で…》で書いたように、プレリュードの方は何とか弾けるようになってきたので、フーガの練習を始めた。
インベンション(2声)もまともに練習したことのないのに、いきなり平均律の3声のフーガをやろうというのだから、無謀としか言えない。
が、実は以前に第2番の4声のハ短調フーガにチャレンジしたことがあって、そのときはヨチヨチ歩き程度ではあるが、曲の半分までは指が動くようにはなったのである。その後、断念したのだが…。
ということで、不可能ではないと信じて頑張ろうと思っている。なのだが「取り付く島がない」というのか、どこから手を着けたらいいのか、今のところ手探り状態である。
まずは、主なテーマを一通り1声部ごとに片手で弾いて、指使いを確認しながら指に覚えさせることを始めている。これは簡単かと思っていたのだが、3声を2本の手で担当するので、指使いもかなりトリッキーである。
その次に、右手・左手の練習に移るつもりである。この曲は3声なので、片手で2声を担当する部分がある。しかもその入れ替わりがけっこう複雑である。ここが、最初の山になりそうだ。
その次に両手練習になるが、今考えている「作戦」は、あまりフーガっぽくない部分、つまり旋律が左右で同期していたり、伴奏+メロディーに近い部分から始めることである。楽譜でいうと、11小節目から16小節目くらい。
この通りにいくかどうか、まだ分からないが、いろいろ工夫しながらやっていくつもりである。
■ ギロックを終わってグルリットへ
初見の練習と経験量を増やすことを目的に、簡単な曲を少しずつ弾いている。
2冊目の『ギロック 発表会のための小品集』を終わって、3冊目の『グルリット こどものためのアルバム』(初級 第1課程 20曲)に入った。
ギロックは、子どもの発表会用なので、大人のレパートリーにはならないかも知れないが、いくつかいい曲もあった。私のお薦めは2曲目の「エオリアンハープ」(簡単だがきれい)と最後の「かざぐるま」(面白い)である。
グルリットはまだ4曲目であるが、ちょっと真面目な感じ?
簡単な曲をたくさん弾くことがどのくらい役に立つか分からないが、とりあえずもう少し続けようと思っている。それなりに楽しいので…。
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