受賞したのは、弦楽トリオ "Time for Three" のアルバム『Letters for the Future』。アルバムの収録曲「Contact」の作曲家ケヴィン・プッツは「最優秀現代クラシック作曲賞」も受賞している。
✏️新進気鋭の弦楽トリオ Time for Three『Letters for the Future』がグラミー賞2部門受賞!(Universal Music Japan)
"Time for Three" という名前は初めて聞いたのだが、カーティス音楽院出身の 3人からなる弦楽トリオで、Nicolas Kendall (violin)、Charles Yang (violin)、Ranaan Meyer (double bass) という構成。
クラシックだけでなく、ジャズやロックなど広範囲にわたるジャンルをカバーしているようだ。「クラシック音楽とアメリカーナ、ポップスを掛け合わせた斬新なスタイルの演奏」で知られているとのこと。
受賞アルバム『Letters for the Future』に収録されているのは、"Time for Three" のために委嘱された二つのコンチェルト。ケヴィン・プッツの "Contact"(2022?)とジェニファー・ヒグドンの "Concerto 4-3"(2007)。二つとも世界初録音 ♪
「インストゥルメンタル・ソロ」なのか?…というちょっとした疑問は残るが、協奏曲なので 3人の「ソロ」とオーケストラ…という解釈なのかな?
YouTube でアルバムが聴けるので聴いてみた。なかなかいいと思うが、まぁ、新しい「クラシック音楽」。「現代音楽」の一つの方向だろう♪ "Contact" の方がやや好みかな…?
現代曲を取り上げたアルバムが高い評価を受けるという傾向は歓迎したい ♪
♪ Letters for the Future(プレイリスト)
ちなみに、このアルバム、米国のアマゾンでは "Amazon Best Sellers/ Classical" の第8位になっている。日本と英国の方は 100位以内に入ってないようだ(11:30現在)。
もう一つちなみに、日本の「売れ筋ランキング/ クラシック」で、務川慧悟くんの『ラヴェル:ピアノ作品全集』が、亀井聖矢くんの『VIRTUOZO』を抜いてトップに躍り出た…(^^)♪
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