2023年2月2日木曜日

C.P.E.バッハ Solfeggietto:ピアノ+弦楽合奏、オイゲン・キケロ Jazz Trio ♪

C.P.E.バッハのソルフェジエット ハ短調を練習中であるが、お手本演奏を探しているうちに、ピアノ以外の楽器での演奏とかジャズへの編曲とか、いろいろ面白いものを見つけた ♪




もともとお手本にしていたのがこれ(↓)。…で、実は、もっとテンポのゆっくりした演奏を探していたのだが…。
上の動画の説明のところには、もっと速いバージョンがあるよ…と書いてあって、Tzvi Erez という同じピアニストが超速で弾いている動画(↓)があった…(^^;)。



ハープシコードでも同じように速いのだろうか?…と思っていくつか演奏を聴いてみたのだが、あまり気に入る演奏はなかった。テンポはやはり速い。

ところが、一つ面白い演奏(↓)があって、途中でやたらとテンポが変わるのだ。こんなに変えていいの?…と思うくらい…(^^;)。


弾いている Paul Mauffray という人は指揮者のようだから、別に変なことをしている訳ではなく、意図的にこうしているのだろうが…。

フレーズの切れ目で少し遅くするところなど、参考にしてもいいかも知れない。


次に、オルガンだとそんなに速くはないかも?…と思いながら聴いてみた。…が、やっぱり速かった…(^^;)。ただ、参考になったのは、低音部で足鍵盤を使うところ ♪



…で、たまたま見つけたのが、この(↓)弦楽合奏付きのピアノの演奏。ピアノを弾いているのは子供なのだがとても上手で、弦楽合奏がなかなかいい味を出している…(^^)♪


同じ編成で、プロか大人の演奏がないか探したが、残念ながら見つからず…。編曲の情報(や楽譜)も探してみたが、見つからず…。

今回聴いた音源の中では、これが一番好きかも知れない ♪


もう一つ気に入ったのが、このジャズのアレンジ。オイゲン・キケロ(Eugen Cicero)というピアニストが率いるピアノ・トリオの演奏。

これは、自分の練習の参考にはならないが、なかなか素晴らしい演奏だ ♪


オイゲン・キケロという名前は何となく知っている…と思って調べたら、J.S.バッハなどのクラシックをジャズ化して一世を風靡した有名人のようだ…(^^;)。


…で、上の音源は、オイゲン・キケロのデビュー&ミリオンセラー・アルバム "Rokoko Jazz"(1965年 ↓)の 1曲目に入っている。



収録曲は下記。4曲目 "Bach's Softly Sunrise" はバッハなどの曲を使ったキケロのオリジナル曲のようだ。まぁ、他の曲もオリジナルと言っていいと思うのだが…。
  1. C.P.E.バッハ:ソルフェジオ ハ短調
  2. スカルラッティ:ソナタ ハ長調
  3. クープラン:クラヴサン曲集から 小さな一生
  4. J.S.バッハ 他:ソフトリー・サンライズ
  5. モーツァルト:幻想曲 ニ短調
  6. J.S.バッハ:マタイ受難曲より 神よあわれみたまえ

YouTube にアルバム丸ごと入った音源(↓)があった。


参考✏️オイゲン・キケロ Eugen Cicer(Old & New Shop.)


…ということで、C.P.E.バッハのソルフェジエットのお手本演奏(テンポの遅いもの)を探していたら、20世紀後半に活躍したジャズ・ピアニストにまで遭遇してしまった。

楽しい半日でした…(^^)♪



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