男女別に見ると、男子ではトップ 5 には登場せず、女子では僅差で水泳に及ばず 2位。
5年前(2014年)の同様の調査結果(↓)と比較すると、全体では 2位、女子では 2位に大差をつけての 1位だった。やはりピアノを習う子どもの割合は減少しているようだ。(%の数字で見ると増えているように見えるが、これは集計方法の違いだと思われる)
同じような調査結果は別の調査でも出ていた(↓)ので、ピアノの人気は残念ながら減少傾向にあるということだろう。
《ピアノを習う子は減っているらしい…やはり…》
習い事を始める年齢についても、種類によって差が出ている(↓)。
ピアノは 3〜6歳の間に始める子どもが多く(72%)、ほとんど(91%)が小学1年生までに習い始めている。
英会話を 2歳までに習い始める子どもが 13.6% もいるのにはちょっと驚いたが、時代の流れなんだろう。そういえば、英語を教える?保育園のようなものを街で見かけるようになった…。
あと、面白かった(ナルホドと思った)のが、習い事を始めたきっかけ。全体的に「親の意向」が 61.2% と多いのだが、ピアノも「親」が 62.1% と同じような傾向。一番人気の水泳は「親の意向」が 70% だ。
逆に「子どもの意向」が多いのが、ダンスの 57.9%、サッカーの 58.2%。
それから、習い事にかけるお金は、2014年が平均 13,899円、2019年が 13,607円と、5年間でやや減少している。
これは、月謝が下がっているのではなく、景気の動向が影響しているのではないかと思われる。「景気はやや上向き」などと言うのがどうもウソらしいというのが、こういうところでも分かる…。
出典:『バンダイこどもアンケート』 2019年版・2014年版
✏️「子どもの習い事に関する意識調査」結果(2019年6月26日):PDF
✏️「子どもの習い事に関する意識調査」結果(2014年4月8日):PDF
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