《梅雨の日曜日、颯爽たるバッハがいい ♪》
とくに、若き日のポゴレリッチの弾くイギリス組曲第2番(BWV807)がとても気に入ったので、結局、その中からブーレ(Bourrée ↑)をやってみることにした。
本当は 1曲目のプレリュードの疾走感に憧れているのだが、難しすぎてとても手が出そうにない。それに、かなり長い。
とはいえ、ブーレも相当に速いので、私にとってはかなり手強い曲だと思われるが、今年の目標の一つは「チャレンジ」なので、まずはやってみようと…(^^;)。
28段階難易度で、第2番全体で「22」なので、ブーレは直感的には「20」くらい?
ブーレには I と II(↓)があって、II から I に da capo するので、2曲で 1セットみたいになっている。繰り返しが多いので長く感じるが、楽譜では 3ページしかない。
ちなみに、I に書いてある "alternativement"(アルテルナティーヴマン)は、フランス語の音楽用語で「それぞれの曲を自由な回数演奏する」という意味らしい。
昔の演奏家は、気の向くままにブーレ I と II を繰り返し弾いていたのだろうか?
昨日から譜読みを始めているが、思った通りかなり難しい。片手ずつだとそんなに難しくは見えないのだが、両手となるととたんに指が絡まってくる…。
とりあえずは指使いを決めるのと、前回「暗譜」に苦労したことを反省して、早めに暗譜してしまいたいと思っている。速いので暗譜しないと弾けそうもないし…。
譜読みの段階ではあまり関係ないとは思うが、今回は最初から「プロの演奏を真似る」ことをやってみようと思う。お手本はもちろんポゴレリッチ…(^^)!
♪ Ivo Pogorelich - Bach - English Suite No. 2 in A minor, BWV 807
そう簡単には真似できないとは思うが、雰囲気だけでも…。
例えば、スタッカートのニュアンスとか、左手伴奏をいい感じのタッチで目立たせず弾くとか、ときどき低音部が強調されるところとか、装飾音符の付け方とか…。
まぁ、先の楽しみではある…(^^)♪
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