2019年7月14日日曜日

梅雨の日曜日、颯爽たるバッハがいい ♪

7月も中旬になるのに梅雨の明ける気配もなく…。こういう気分を「鬱々」というんだろうなぁ…なんて思いつつ、少し濃い珈琲を飲みながらバッハを聴いている。

たまたま選んだのは、若き日のポゴレリッチが弾くイギリス組曲第2番。梅雨を吹き飛ばすくらいカッコいい…(^^)♪

 Ivo Pogorelich - Bach - English Suite No. 2 in A minor, BWV 807




それにしても、このポゴレリッチのイギリス組曲は最初の 1フレーズだけで、「これは只者でない」感が伝わってきて、思わず引き込まれてしまう。この気持ち良さは何だろう…。

演奏の年代は分からないが、昨年の来日時の写真と並べてみた…(^^;)。

ちなみに、2020年の 2月に予定されているサントリーホールでのリサイタルでは、イギリス組曲第3番も弾くことになっている。

それはさておき、このところ「颯爽としたバッハ」に惹かれているようだ。少し前に書いた記事《趣味のピアノは「アルゲリッチみたいに弾きたい!」でもOK?》では、アルゲリッチのパルティータ 2番だった。

 Johann Sebastian Bach - Piano Partita No. 2 In C Minor, BWV 826 - Martha Argerich


もちろん、バッハでお気に入りのピアニストは他にも沢山いて、グレン・グールドやソコロフや、アンデルシェフスキやリフシッツや…本当にいろいろ…(^^;)。

アンドラーシュ・シフのフランス組曲(↓)ももちろん外せない。

 J.S.Bach - French Suites

…のだが、なぜか最近は「颯爽たるバッハ」(高速で疾走するカッコいいバッハ)に惹かれているようなのだ。梅雨のせいか…?


そういえば、アルゲリッチとポゴレリッチはショパンコンクールの「伝説」で有名な関係?だった…。

1980年のショパン国際ピアノコンクールで、ポゴレリッチが予選落ちしたことに激怒したアルゲリッチが「だって彼は天才よ!」という言葉を残して審査員を放棄し、帰国してしまった、という話。

この二人のバッハに惹かれるのは何かの因縁か…(^^;)?


閑話休題…。

実は、いま練習しているバッハのフーガ(平均律曲集 第2巻 第21番)も何となく終わりが見えてきて?、そろそろ次の曲を考えようかと思っている。

今年は、バッハ 2曲とシューベルト 2曲。で、次は別の作曲家かな?と思っていた。…のだが、アルゲリッチのパルティータとポゴレリッチのイギリス組曲が頭から離れない…。

次は「颯爽たるバッハ」をやってみるか…(^^)?

でも「高速で疾走する…」ような曲は私には難し過ぎて無理…。


いや、今年の目標は「challenge:自分で限界を作らない」だった!頑張ってみるか?

《2019年 My Piano Life の目標 ♪》


…と、徒然なるままに、妄想に近い思考が頭の中をたゆたっている…。シフのフランス組曲を聴きながら…。これもいいなぁ…(^^)♪

まぁ、「チャレンジ」と「無謀」との違いはわきまえながら、そろそろ次の曲を考えようと思っている珈琲タイムでした…。



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