昨日、約1時間かけて次の練習曲を選んだ。ほぼ、ドビュッシーに決めていたので、3〜4曲試し弾きしてみて、結局は最初に考えていた曲に決めた。
「ピアノのために」の第2曲〈サラバンド〉である。出だしはこんな(↓)感じ。
難易度は28段階の18。現状の私のレベルがほぼ15位なので、18は何とかなるギリギリのレベルである。
ただ、これまでに弾いたドビュッシー2曲でいうと、アラベスク第1番が難易度15、ベルガマスク組曲の〈プレリュード〉が18なので、何とかなるのではと楽観視している。
ベートーヴェンのソナタで懲りたので、今回は短めの曲を選んだ。楽譜で3ページ、演奏時間は標準的には4分半くらい。私の場合は5〜6分と思われる。これなら、たぶん1カ月で終わるのではと思っている。(ホントか?)
ちなみに、最後まで残った候補曲は、ベルガマスク組曲の〈月の光〉と〈メヌエット〉。ただ、難易度でいうと19と20。なので、将来の楽しみに取っておくことにした。
ピティナの曲目解説(↓)を見ると、後期作品に至る「分かれ道」にある曲らしい。残念ながら、純正?の後期作品を弾くには、まだまだ修練が必要なようだ。
《ベルガマスク組曲》に1890年にとりかかった後、その翌年マズルカを一曲書き、その後、若干の隔たりをおいて生み出された作品(作曲1896年、出版1901年)。 まだ初期の彼の音楽的情緒を随所に残しながらも、その後本格的に開花していくドビュッシー独自の語法が見えかくれしており、ちょうど中間の分かれ道のポイントのような役割をしている曲である。典型的な組曲の形。
ポイントとなるのは、和音の連続でメロディーをレガートに浮き立たせること。左右4音ずつが連続していたりする。技術的にも練習の主な目標はこのあたりになりそうだ。
さらに、曲を決めた後に気がついたのだが、難所となりそうなのが「部分アルペジオ?」。左手の5音の和音のうち下2つの音だけにアルペジオ記号がついていたりする。一体どうやって弾くのだろう。
まぁ、その辺のややこしいことは、譜読みが進んでから考えることにしよう。とりあえず、決まったことでめでたしめでたし ♪ ということで…。
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