フーガの方はなかなか変化に富んでいて、練習していても面白い ♪ 逆に言うと、練習するパターン(音型)が多くて大変だ…(^^;)。
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この「フーガ」は平均律のフーガなどとちょっと様子が違っていて、パッサカリア部と同じ感じの変奏形式のようにも見える。
Wikipedia によると、「四声の三重フーガ」らしいのだが、主題と二つの「対唱」を様々に変化させ組み合わせた「変奏」が次々に(ほぼ 4小節単位で…)繰り出される感じなのだ。
主題はパッサカリア部と同じもの。対唱は、八分音符によるリズムパターンと十六分音符の華やかな走句である。
例えば、最難関だと思っている下記部分では、2小節目の最後の拍からバス(オクターブ)に主題があり、アルトに第1対唱が登場し、それ以外に第2対唱の変形が装飾的に入っている。
主題はオルガンでは足鍵盤なのだろうから、その荘重な響きをイメージしながら、他の声部を弾き分ける必要がある。第1対唱のスタッカートなど、私には無理…(^^;)。
ちょっとだけアナリーゼ的なことを試みたが、よく分からないので、練習するときの「音型」のパターンで区切ってみた。
そうすると、24個ほどの「変奏」?とコーダ部分から成っていることになる。ここで「変奏」と言っているものには、経過句のような部分も含まれているかも知れない。
譜読みは一応終わって、少し前から部分練習に入っているが、問題は、弾いていてとても面白いので、つい先に進みたくなること。
部分練習が不十分なまま次に進んでしまうことが多く、そうすると次の日にまた戻って同じ箇所から部分練習をやることになってしまうのだ。
結果的には効率が良くないとは思うのだが、まぁ、趣味で(楽しみで)やっていることなので、その辺りは自分でも大目に見ている…(^^;)?
アルペジオの練習(ハノン41番)は、8月から「ホ長調/嬰ハ短調」(# 4個)。
先月の「嬰ト短調」ではかなり苦戦したが、今回は普通に弾けそうだ。最初から、少しテンポを上げる練習もできている ♪
その他では、久しぶりに《2023年来日ピアニスト公演カレンダー》を更新した。来日ピアニストも公演の数もずいぶん増えている。たぶん、コロナ前の水準に戻っているのでは?
でも、コロナの感染拡大は続いていて、その中で人々の行動が「普通」になってきているので、持病持ちの高齢者としては、まだ公共交通機関を利用するのはちょっと怖い…(^^;)。
リサイタルに行くのはもう少し我慢…かな? その分、ネットでの音楽鑑賞時間は増えているので、まぁ良しとするか…。
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