今年の目標の「Mein Klavierbüchlein(レパートリーブック)」に入れる曲探しを 2日間ほどやっていて、とりあえず一つはヘンデルの「サラバンド」ニ短調(↓)に決めた。
初級向けのピアノ曲集などに載っている有名な曲であるが、第2変奏まであることはあまり意識していなかった…(^^;)。
「クラヴサン組曲第2集」の組曲の一つに「前奏曲、アルマンド、クーラント、 サラバンド、ジグ」の 5曲からなる HWV 437 があり、「サラバンド」はその中の 1曲。
「前奏曲」は、含まれない楽譜・演奏が多いようだ。IMSLP(Petrucci Music Library)で楽譜を探したが「前奏曲」は見つからなかった。理由は分からない。
お手本・参考にする演奏を YouTube で探したが、楽譜通りに弾いている演奏がほとんどないようだ。なかには、独自に?編曲?している演奏もあって、ちょっとビックリ。
ヘンデルの時代には演奏者に任せる部分もあったのだろうが、こんなに自由とは…。
ある程度弾けるようになったら、少し試してみるか…(^^;)?
比較的、楽譜通り(でも最後の方はかなり自由…)でわりと気に入った演奏はこれ(↓)。
この演奏(↓ HWV437 全部)もわりといい感じなのだが、自由な編曲?になっているので参考にはならないかも…(^^;)。
チェンバロで、前奏曲も含めて弾いている演奏。サラバンドはほぼ(装飾音符以外)楽譜通り。二つの変奏のあとに最初の主題に戻っている。
ちなみに、この曲はスタンリー・キューブリック監督の『バリー・リンドン』(Barry Lyndon)という映画(1975年)で使われている。この音源(↓)には 4つの場面が入っていて、ちょっと面白い ♪
しばらくはこの「サラバンド」を練習して、できれば暗譜して(止まらずにノーミスで弾けるように頑張って…?)「レパートリー」の一つにしたいと思っている。
この曲を入れてもまだ 4曲なので、少なくともあと 1〜2曲は増やしたいと思う。
なので、この練習と並行して「レパートリー」にする曲探しはしばらく継続するつもり…。
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