少子化に加えて割合も減っているので、ピアノの先生は大変だ…。
✏️【2019年習い事調査】
「ピアノ・エレクトーン離れ」が顕著に 一昨年29%より10ポイント減
上のグラフは、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が、12歳以下の子どもを持つ全国の保護者1,061名を対象に、2月4日~3月4日に実施したアンケートによるもの。
上位 5項目の数字だけ書き出すと…。
2017→2018→2019 習い事
35%→33%→39% 水泳
21%→23%→23% 学習塾・公文
23%→22%→23% 英語
29%→23%→19% ピアノ・エレクトーン
17%→14%→12% 体操
上位の 3つは横ばい〜微増なのに対して、「ピアノ・エレクトーン」は 10ポイントも下がっている。スポーツ系と学習系が強くて音楽系(ピアノ等)の人気がないのは、世の中の傾向と一致しているような気がする。
ピアノ教室の生徒集めが大変になっていることも容易に想像できる。
→《ピアノ教室もインスタ映え?「ピアノ講師向けのYouTuber教室」》
ピアノ出荷台数も減っているのか調べてみると、アコースティック・ピアノは意外にも横ばい(もちろん全盛期に比べると相当低い値)だが、電子ピアノの減少が著しい。
ピアノ出荷台数(出典:GD Freak!) |
電子ピアノ出荷台数(出典:GD Freak!) |
子どもの話に戻って、アデコの「将来就きたい仕事」に関する調査結果を紹介した記事も見つけた。男の子の1位は野球選手、女の子の1位は先生。ともに初めての1位らしい。
✏️小中学生が将来就きたい仕事
1位は男女とも初
参考までに調査結果(↓)を引用しておく。10位までに、男子では音楽関係はなし、女子では「ピアノやお稽古事の先生」というのがかろうじて 9位にランクインしている。
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