ブラームスの間奏曲 op.117-1 もすでに4週間になるので、ここら辺で中間の振り返りをしてみたい。
前回の近況報告で「(3部形式 ABA' の)各パート、1段階ずつ前進していることを報告できるようにしたい」と書いたが、それはまずまずの進捗(↓)。
A → 「3. 部分練習」中(継続中)
B → 譜読みを完了して「2. 暗譜」中(1段階前進)
A' → 暗譜を完了して「3. 部分練習」中(1段階前進)
もう少し細かく見るために、楽譜の「弾けてない部分」に色付けをしてみた。その結果がこれ(↓:進捗マップ?)。
1ページ目の A 部分は、あと一息という感じ。2段目の後半は A' にも出てくるので、それと合わせて練習すれば良い。
意外と引っかかるのが、3小節目や5小節目などの1拍目の和音。これが、スッと押さえられない。ちょっと間(ま)が空いてしまうのだ。音が飛んでいることが原因だと思われる。
B 部分(2ページ目)は、思ったより進んでいる。最初に、基本パターン(冒頭の2小節)の練習に集中した成果が出ているのではないかと思う。「暗譜」がやや難航。音のイメージがあと一歩という感じ…。
A'(3ページ目)は、まだまだである。予想では、B の方が難しいと思っていたのだが、実際に弾いてみると A' の方が手こずっている、というのが今の状態…。
で、そろそろ「難所」認定が必要かもしれない、と思い始めた。
B のところは、次の1カ所(1小節目)が最後まで残りそうだ。オクターブを含む8つの音を同時につかむのはやはり難しい。
A' 部分は、弾けてない部分がたくさんあるのだが、最後まで残りそうなのは次の箇所。もう一息なのだが、そこから先がしんどい…のだ。
全体として、少し中間まとめをしておくと…。
- 28段階難易度で21の曲に「実力レベル15、目指せ17」の私が挑んでいることを考えると、「弾けるかも?」と思えるところまで来たことは上出来であろう。
- 3部形式の各パートごとにアプローチ方法を変えたことは、これまでのところうまくいっている。とくに B 部分の慣れないパターンの集中練習は効果があった。
- この曲の一つのポイントとなりそうだった「オクターブを含む多音の和音」もある程度脱力して弾けるようになってきた。《ピアノを弾く手を作る:指を広げる体操 ♪》が効いたのではないか。
- ブラームスとこの曲のことを調べたことも、弾くときの参考になっている。とくに "Tips" は実際の練習に役立っていると思う(↓)。
…と、ここまではわりと順調に来ているので、この調子で難所などもクリアしていきたい。
なによりも嬉しいのは、このところ練習のあとに指が痛くならないこと。今年の目標の一つにしている「ラクに弾くこと」が少しは進歩しているような気がしている。その意味でもこの選曲はよかったと思う ♪
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