モーツァルトのソナタ第4番 K.282 第1楽章、練習開始から3週間ほど。思ったより進んでいるが、あと一息がなかなか進歩しない。
よくミスするところは赤鉛筆で囲って、毎日の反復練習しているので、少しずつではあるが確率は上がっていると思う。
状況分析をしてみよう。
装飾音符(トリル)は弾き方を確定したので、あとは指に覚えさせるだけ。もう少しクリアに軽やかに、粒立ちのよい音で弾きたい、というのはあるが…。
弾き方は、いろいろ試した結果、下記楽譜の [D] でいくことにした。他の箇所もこれに準じた形で。
楽譜の表記は [A]。参考にしている IMSLPで見つけた注釈付きの楽譜 では、[B]、または簡単な [C] という説明が載っている。[B] は無理、[C] は物足りない。ということで、その中間の [D] でやることにした。
残っている課題のいくつか。
①止まらずに弾く(ミスを減らす)
②小さな音を軽くしっかり出す(とくに左手)
③音色・ペダルの使い分け
①は一番の課題である。今回の曲はある程度ちゃんと弾けそうなので、止まらずに弾ける確率を上げたいと思っている。せめて2回に1回とか…。そのために、これまで試したことをまとめてみたのだから。
②は、一度きちんと練習しなくては、と思っている課題である。例えば、下の楽譜の2段目の左手伴奏。少し小さな音で、と意識すると「弱く」なってしまったり、音が抜けたりする。
そして、この最後の小節から始まる第2主題も難しい。伴奏の「ズン・チャ・チャ・チャ」の「チャ」が大きすぎるし、右手の旋律も軽やかに弾けない。テンポも少し走り気味…。「小学生みたい」、とカミさんに指摘されてしまった…(^^;)。
③は、意識はある程度できているのだが、思うような音色にはなかなかならない。音色以前に、強弱のコントロールが今ひとつうまくいってない。ペダルの使い方は、なんとかなりそうだが…。
7月9日から練習しているので、あと10日ほどある。たまには、仕上がりレベル「A」を目指したいものだが、どうなることやら…。
(仕上がりレベル:A=発表会レベル、B=自己満足、C=不満が残る、D=挫折)
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